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-69- 最適

 物事を最適にすれば自然と心は安らぎます。問題は世知辛い世の中で、どのようにして最適にするか、ですが…。^^

 サラリーマンの田川は、今日も懸命に仕事に取り組んでいた。自分の能力が他の社員より劣っていることを田川は知っていた。だから、頑張らねば…と田川はいつも心に言い聞かせ、懸命に取り組んでいた。仕事が認められれば、そのときこそ最適に安らげる…と田川は信じていたのである。

「田川さん、今日も残業ですか…」

「ええ、まあ…」

「それじゃ、お先に…」

 暗くなった社内にはだれもいなかったが、それでも田川は頑張っていた。もう少しで最適に安らげる…と信じて。

「何だ、田川さんでしたか…」

 懐中電灯を持った警備員が巡回でドアを開け、声をかけた。

「どうも。もう帰りますから…」

「ご無理されますねぇ~。お疲れが出ませんように…」

 警備員はそう言うと、静かにドアを閉めて去っていった。その後も日々、田川は仕事に励んで最適な安らぎを得ようと頑張っている。

 田川さん、頑張れっ!^^

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