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小話32 混沌酒場3
「あり? あの子、こんな性格してたっけ?」
男性の常連客……冒険者の男に、女の冒険者が尋ねる。
「い、いや。どっちかと言えば、マスターみたいに無口なタイプ…」
冒険者の男が振り返った。その瞬間、男は驚愕でその場で凍りつく。震えてる指先で、女を指差す。
「お、お前!」
「えっ? ちょっと何?」
「そ、その耳。どうした!?」
「え?」
男に言われて、女は恐る恐る自分の頭に触れる。
もふっ。
今まで自分の身に感じた事の無い、手触り。ふわふわして気持ちは良い。ピクピクと動く。しかし、それ以上に驚きと衝撃が全身を駆け巡る。
「な、何よこれ!? 猫耳!?」




