↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界酒場小話集  作者: 愛組
PR
34/345

小話14 閑話・常連客のつぶやき

 貿易都市にある、とある酒場。

 ここは酒も料理も美味いと評判があり、多くの人々が集まる。勿論、オフの衛兵がいれば冒険者も。それだけに自然と騒動も起こるのだが。



「あー、今日も疲れた」

 空が暗闇に染まる頃。店の常連客である冒険者の男は、椅子に腰を深く沈めぼやいた。剣を持って向かい来るモンスターを斬り伏せ、言葉では言い表せない様な処置を施し、冒険者ギルドに素材、討伐証明を提出。ほぼ1日がかりのこの仕事は、体力的にも精神的にも辛い。それでも冒険者として20年近いキャリアを持っているのだ。


 それだけの実力を持ちながら、彼はある「人」には勝てないと確信していた。その人物は。

「 ……マスター 」

 こちらに背を向け、さっさか働く、この「酒場」のマスターである。

 この店では暴力沙汰禁止。喧嘩が始まったりした場合、マスターが強引に止めに入るのだが。



「毎回思うけど、マスター自身が一番暴力の塊だよな」


 だってそうだろう?

 有無を言わさず、己が力だけで事態を収めるのだから。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。