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異世界酒場小話集  作者: 愛組
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小話⑤幽霊騒動!?

 ある貿易都市のとある酒場。

 ここは酒も料理も美味いと評判で、多くの客達が訪れる。それだけ職種の違う者がいれば、良くも悪くも騒動が起こる。それは突然に。そして少しずつ、日常に浸透していく。


 月明かりが僅かに差し込む店内。誰もいないはずの薄暗い場所で、「パリンッ」と何かが割れる音がした。それは本当に小さな音で、昼間であれば聞き逃してしまうだろう。けれど、どこにも人の気配は無く、ましてや動物の気配も無い。整然と並ぶ椅子やテーブル。カウンター。寸胴の鍋が置かれた、調理台。壁に沿って木製の大戸棚には、年代や地域別に並べられた多くのお酒がずらりと並ぶ。


 けれどもやはり、違和感や相違点などない。

 その謎の音以降、店内は夜の静寂を取り戻したのだった。

夜の酒場に謎の音。この音の正体は? そして、酒場に何が起こる!?

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