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私的解釈で詠む万葉集  作者: あ
1巻
28/117

1/59 流經 妻吹風之 寒夜尓

原文:流經 妻吹風之 寒夜尓 吾勢能君者 獨香宿良<武>

校異:哉→武 [西(訂正左書)][元][類][紀]


修正:經流妻 風吹之 寒夜尓 吾勢能君者 獨宿良香<哉>

訓読:経る妻に 風も吹けりし 寒き夜に 吾が背の君は 独り寝らふか

仮名:ふるづまに かぜもふけりし さむきよに あがせのきみは ひとりぬらふか


浮気を疑ってる?


~~~~~~


1/60

原文:暮相而 朝面無美 隠尓加 氣長妹之 廬利為里計武


訓読:暮れに会ひて 朝の面なみ 隠しにか 気長き妹が 庵入りたりけむ

仮名:くれなひて あさのおもなみ かくしにか けながきいもが いほいりたりけむ


~~~~~~


1/61

原文:<大>夫之 得物矢手挿 立向 射流圓方波 見尓清潔之

校異:丈→大 [元][類][冷]


訓読:丈夫の 獲物射す手や 立ち向かひ 射る的形は 見るに潔し

仮名:ますらをの えものさすてや たちむかひ いるまとかたは みるにいさぎよし


まとかた:三重県松阪市の地名とされる。麻刀方神社が残る。

獲物:さち(幸)。

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