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3/0235 皇者 神二四座者 天雲之
原文:皇者 神二四座者 天雲之 雷之上尓 廬為<流鴨>
訓読:大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に 廬りせるかも
仮名:おほきみは かみにしませば あまくもの いかづちのうへに いほりせるかも
校異:鴨流→流鴨 [西(訂正)][類][古][紀]
(右或本云獻忍壁皇子也 其歌曰)
原文:王 神座者 雲隠 伊加土山尓 宮敷座
訓読:大君は 神にしませば 雲隠る 雷山に 宮敷きいます
仮名:おほきみは かみにしませば くもがくる いかづちやまに みやしきいます
***私的解釈***
訓読:大君は 神に坐さしは 天雲の 雷の上に 廬りするかも
仮名:おほきみは かみにいまさしは あまくもの いかづちのうへに いほりするかも
(或本云)
訓読:大君は 神にいまさすは 雲隠る 雷山に 宮敷きいます
仮名:おほきみは かみにいまさすは くもがくる いかづちやまに みやしきいます