Aレシアの夢神話者語_ロエルグ_エラー_③
リシアは何を知っているのか
そしてエデン達の話の始まりだ、
プログラム_完全修復
起動主との通信_復活
アルラシアとの連絡_接続完了
【通信記録①】
よう!面白いことになってんね!_
僕?僕はアルラシア、本来の語り手だよ_
なぜかエラーが起きたみたいでさ_
まるで世界そのものに影響があったみたいだ_
そうそう!ちょうどいいや、この後の展開でも予想してほしいんだ_
記憶を失った理由とかはいずれ大丈夫になるでしょ_
気になるのはエラーの中心人物の一人、リシアとカナムは_
最後、『祭』の時どうなっちゃうんだろうね・・・?_
あ、そうそう、悪意には屈しないようにね?_
ーーー
「リシアは付き従うと言ったんだ、ノーリ、君には付き従うべき資格がある
まずは暴れないことを約束する、虚飾を暴くときは申告する、」
ノーリはとりあえず聞きこみ始める、
「というか何が『虚飾』なんだ?」
「嘘の舞台装置だ、そもそもこの世界は、『偽物の設計』が混じっている」
ふとアクレシアは気になって聞く
「じゃあ、あそこには何か嘘があったの?」
「本来あそこにいるのはリティではなかった、そしていくつか治そう押したらエラーが起きたんだ、
おそらく『404』かみ砕くと、『存在しない』んだ、存在しない、そう、」
リシアは文字通り目を青く光らせて言う
「おそらくこの世界はほかの世界とつながるための設計になっている、だからこそ、
『リティ』という『二次多重混合存在』を『代役』として置いた、そうだろう?」
ノーリは驚いた、そして全員が困惑した
「・・・この世界は、『そもそも世界をつなげるための箱舟』、・・・リシアはその意味を分かっているんだね?」
「リシアはわかる、この世界を独立させるための柱、それがリティ、だから、・・・
昔は他の世界とつながれば役目を終えるのがリティとも言えたはずだ、」
ノーリはそれを聞いて顔を青ざめた、アクレシアがそれに対して聞く
「役目を終える?つまり昔はほかの世界とつながったら何かあったの?」
「・・・それは、死ぬって事だよ、アクレシア、僕にはわかる、それは、『存在の死』だ、」
それを聞いて全員が続いて青ざめた、リシアは続けた
「だけどリティには役割が与えられた、だからこそもう虚飾ではなくなった、
そして主は、『かつての』主は恐れているからそうしたともいえる、だからこそ言うが、
もうここで話を切りたい、」
ノーリはその言葉にわずかに反応した、しかしリシアは続けた、
「リシアは知っている、ノーリ、ここも次第に煙に沈む、つまり、時間がない、そうだろう?」
ーーー
エデンはその言葉に反応した
「やっぱり、何か知っているんだね?」
「ん、知っているとも、お前が何を探しているのかも、『仲間』だろう?」
エデンは形相を変えてつかみかかろうとする、
「エデン、・・・『駄目じゃないか』、戦力が足りないだろう?君1人では思うつぼだ、」
「っ・・・!わかっている、リシア、ならどうすればいい」
そしてリシアは外を見る、何を見ているかはアクレシア以外は分からなかった
そう、アクレシアは理解した、『誰か』を見ていることに、そしてリシアは指を見せる、
「3日、3日までにアクレシアたちを戦士にしろ、とでもいえばいいか、
それでようやく戦える、思い出させる必要はない、戦えるレベルになれば、十分だ」
ーーー
そうしてエデン達はアクレシア達を連れて訓練場まで連れてきた
え?って思うだろうけど、可能なんだ、
空間魔法、エデンの得意魔法であり、エデンの魔石により文明により空間をより広々と扱える、
得意な魔法って言うのは特にすごいものだ、設備を置けばただの体操もできないような空間が、
街の人を全て入れても有り余るほどの空間に変化してしまうのだから、
まずはアクレシアとエリディのやり取りが行われた、
「えっと・・・で何をすればいいの?」
「ま・ず・は!魔法と属性・弱点についてをおさらいしようか!」
そしてエデンが語り始める
「まず、いくつかの属性について話そうか、基本の属性は、
『火・水・生命・氷・風・土』それに・・・『闇・光』
・・・うん、ここまでが基本属性だ、じゃあ、測定で出た属性を全員教えてくれ」
そして皆が順に話す
「僕、アクレシア、氷・光・闇属性」
「えっとシガー、夢属性、これって基本のやつじゃないんだよね?」
「アクリクル、火・闇・光属性、順序が大事と言われたことがあるが本当か?」
「ノーリ、創属性、まぁ、予想はしていたね」
そしてエリディとエデンは頭を抱える、
「スターターが大体例外属性やめろ、なんでそんな複雑なんだよ全員」
「ま、まぁこっからだから問題はない、」
エデンは引き続いて説明をする、
「その前に例外属性について話すつもりだ、
例外属性は双関係属性の『幻滅・夢』『滅・創』そして・・・5つ以上の混合属性を『乱』と呼ぶ』
これ以上の属性もあるが・・・この大陸ではそこまで見ることはないから省略させてもらう、」
アクリクルは聞き返す、
「で、これが何に関係するんだ?弱点か?」
「いや?弱点は関係ないさ、得意魔法に関係するから重要ではあるけれどな」
アクレシアとアクリクルは驚いて聞き返す
「「と・・・得意魔法が関係あるんだ!」使えるのは他の魔法もあるから気が付かなかった・・・」
「基本は使うのはこの得意魔法が中心だな、また、戦闘にはあまり使われないが『音』を持つ者もいたな、得意順は先に出る方からだ、アクレシアの場合は『氷>光>闇』みたいな感じだな、」
エデンはさらに続けた、
「そして得意魔法は消費量が少ない、得意魔法は、その存在における基本の魔法になるんだ・・・
そして、それを攻撃的な現象として放出するのが、」
エデンは剣をふるい魔力で紋を写し、水のようなものを固めた
「・・・これが基本の攻撃魔法だ、私の『乱』のうち、水魔法を使うものだ、」
「大体エデンも参考にならないんだよね、で、皆は魔法は使えるの?」
全員はわらった、そして指を鳴らした、
「・・・エデン達が散々教えたおかげで、僕は使えるよ!『アイレイン』!!」
「・・・まぁ、ノーリが教えてくれたしな『ラグナロク・弐式』!」
「・・・いける、『ソウルブレイク・斬』!」
「・・・まぁ20%しか出せないくらいだ!『クラフィック・キューブ』!」
エデン達は明らかに動揺したリシアは頭を抱える
「まだ説明してない能力魔法じゃねえかぁあああ!!!!」
「ノーリに至っては何それ?キューブ?」
「触れると死ぬぞ、リシア知ってる、魔力は減った今でも、クラフィックキューブは何でもなるんだ、それは・・・」
ノーリはキューブに手をかざす、するとそれは鉈に変化したのだ、
「な・・・それは魔道具!?」
「よかった、まだ作れはしたんだ、僕は論外だろうね、人間から外れてもなお、肉体は創魔力で出来ているのだから、これは僕の鉈だ、もう仕舞いはしないよ、さすがに溶かすことができないし、」
「創魔力、リシアは知ってるよ、この世の理ではない、世界創造の理・・・」
それからノーリは暗い顔をした、
「・・・僕は、僕の正体は、世界を作った・・・世界を司る主の従者、創者だった存在だ」
「リシアは知っている・・・創者・・・世界を司る『全ての元凶』、少なくとも
この大陸で起きる事、全てを知り、全てを予定調和とする存在・・・」
アクレシアたちは驚く
「・・・それってつまり・・・」
「説明続けていいか、それって元って話だろ?それに、そうなら、ノーリの話を省けばいい」
エデンは手に氷の魔法を生み出すそれはアクレシアの出した氷に似ていた・・・しかし
アクレシアが生み出したものより、より人工的な氷に見える、
エデンはそれを見せて説明を始める、
「これは基本魔法で生み出された氷だ、アクレシアの氷とはワケが違う、
魔法って言うのは基本的に『魔力が引き起こす自然現象の模倣』だ、
だから基本的には魔力で出来てるもの全部『模倣体』、
つまりは属性は模倣しやすい現象のことを指す、って言うことだ、」
エリディはそれに続けて説明する
「まず、炎や氷、水や風、土とかははっきりと模倣だよ、水とかは人間が飲んでも喉が潤わないとか、そういうところで違いが出るらしいね、あくまで模倣品って事、
光や闇も発光、吸光の原理に近いのかも、よくわかってないんだけどね、
そして、もっとも分かりやすい現象が・・・生命属性だ、なんでかわかる?」
それに対しアクレシアとノーリ以外は首をかしげる、ノーリは目配せでアクレシアに説明をさせた
「えっと、そもそも魔人というのは生命の模倣体だからだっけ、
悪魔、天使、人獣、神獣、たくさんいるけど基本的にはその原理の上で生きてるから、
ロスティアや森の常識ではでは基本的にはまとめられてるって感じなんだっけ」
エデンは頷く、シガーは良く知ってたね、って顔をする、
「合ってるね、大方『師匠』に教わったのだろうが、
まぁだからこそ基本魔法は『模倣した武器』で戦うという感じだ、
じゃあ、『例外』を話すぞ、先ほど使った技のほとんどが、『能力魔法』だ、
これは『属性』ではなく『個人』の扱う魔法だ、現象の模倣には変わらないが応用が多い、
例えば・・・」
エデンはひとつ咳をして喋り始める
「『おはよう』『おはよう』『おはよう』、どれも一つの言語に聞こえるだろう?
最初から順に『一般言語』『天界語』『魔界語』を使ったものだ、これはアクレシアの魔石に起因する力でな、
微量でも飲むと相手に通じる言葉に変換するように切り替えれるんだ、だから
『[言語限界]』『[言語限界]』『[言語限界]』とこのように、
普通だったら10年単位の連絡手段が必要なんだよね・・・」
「リシア知ってる、これ(閲覧者に)伝わる?」
「伝わるのはここにいる人だけでいいんだよリシア・・・」
アクレシアはノーリたちの雑談を横目に
「・・・これも一応『現象の模倣』なんだ?」
「あぁ一応な、能力は細かな現象そのものだ、
当然攻撃魔法は『能力者』の特権だが、
能力は隷属している魔力にも即するものだ、だから魔石にも能力の残滓は残る、
だからこそ便利系の中でも軽いコストのはこうやって文明開化につながるわけだ」
そしてエデンはさらに続ける
「だからこそ『能力の把握』は重要だ、能力の『性質理解』は魔力強化に向いてるからな
故にだが君たちは過去にその理解を済ませているようにもみえるがな・・・」
「まぁ僕は思い出した分だけでも『原子を操る力』くらいだしなぁ」
「『不可能を操る力』だっけノーリ?」
「僕に聞くなよ・・・アクリクルは多分『光魔力粒子を操る力』だろうな、
あれ鋭い粒子状の金平糖だからな・・・下手すると相当に痛いぞ・・・」
エデンは頭を抱える、やはりというべきか例外中の例外みたいに思える
「そもそも能力者はそこまでいない、だからこそ・・・うーむ、
・・・やっぱりアクレシア達は基礎より応用をもっとしっかり教えるべきだな、」
「そうだね、もう実践級には基礎は整ってるみたいだし・・・」
すると、ノーリは何かを感じ取るかのように戦闘姿勢をとり、回避する、
「甘いな、一番動きが鈍いとはいえ、それなりには動けるんだよ、」
ノーリのいた場所には攻撃の跡があった、それは即ち・・・
「敵襲か、空間魔法で攻めてくるとは、」
「リシア知ってる、敵に居場所は割れているみたいだ、だけど・・・!」
リシアは空間に手を伸ばす、そして―空から存在が出現した
『「・・・!?」』
「リシアはあいつの様子を見る、だから皆で対処してくれ!」
エデンはその声に対応して剣を取り、魔力を貯めた斬撃を飛ばす、
「それぼくが貸した漫画のやつじゃ・・・」
「そういうの参考にすることも一応、応用にはつながるんでね!
多分『両手と首だ』、『見えてる』だろエリディ?」
アクレシアはその発言を聞くとその存在を見つめる
それは鎖につながれていた、そして、アクレシアは力を込めた
「あれは・・・!?『赤い鎖』!?」
「アレで操られてるって事か・・・?」
「アクレシア・・・?」
アクレシアは『見えた』そして『見せる』ことができる、
だからこそ理解することが早いのだ、だからやることも必然的にわかるのだ
アクレシアは指を滑らせ、力を籠める、
すると撫でた指から水が集まり、氷へと転じる、
「・・・アイレイン・壱式!!」
そして氷の刃が彼を襲うが、・・・当たっていない、
いや、当たってはいたのだが・・・
「な・・・?『体が』・・・『ない』?」
それは首から下が存在していない、
しかしその手・・・いや手袋に命中したおかげで行動が制限されたようだが、
「なるほど、だが、手遅れだ!僕の能力を舐めるなよ!!」
そう言ったエリディが矢を放つ、その矢は放った瞬間から徐々に速度を上げ、
首の鎖を射抜いた、そしてその存在は力なく落下していき・・・
「よっと、これでもう大丈夫って事か・・・?」
アクリクルがその体を空中で回収する、
シガー達も駆け寄るが、ノーリとリシアは駆け寄らなかった、
ノーリはリシアに話しかけた
「リシア、ありがとうな、僕らに成長の機会を与えてくれて、元よりそのつもりだろ?」
「あぁ、うん、僕はさ、『この世界しか知らないから』良くは分からない、でもさ、
リシアはわかる、まだアクレシアたちは、世界に放つにはまだ未熟だ、だからこそ、
・・・『最初にいたはずの主』はそれを願ってるんだ、どういう形であれね、」
ノーリはそれを聞いて驚くリシアは何か遠くを見た目で、ノーリに伝える
「今、この世界に『主』はいない『主の座る玉座』には誰も座っていなかった、
だからリシアは知りたい、何が起きているのかを、どんな『嘘』がこの世界にはびこったのかを」
「・・・リシア、それは、やめ・・・」
ノーリは『幻』を見た、『主の遺体』という、最悪の『幻』を、
「う・・・p・・・」
「無理はないよ、ノーリ、リシアは知っている、『君の正体』も、『アクレシアの正体』も、
それは、『残酷な真実』に他ならない、幻に騙されるな、そして理解するんだ、
『君』を切り離したのは、きっと主の優しさだから、多分、・・・だから知ってるんだ、」
リシアは、もはや誰も聞いていない言葉を紡ぐ、
「きっとノーリから遠ざけたかったんだ、だって、真実を探求した先、ノーリが受けるべき役割は、
今はきっと、彼女が・・・」
一方そのころ、アクリクルはその抱えた存在の、彼の顔を見て、驚いた表情を浮かべていた、いや、それは必然だった、なぜなら・・・
「「「エ・・・エルガ・・・!?」」」」
アクリクル達は覚えていた、大事な『親友』の名前を、
第三話あとがき
閲覧いただきありがとうございます
エデン達についての謎も、アクレシア達についての謎も、ノーリ達についての謎も
まだ始まったばかりです、
本作は基本的にキャラの謎は解きますがキャラの副次的な謎や裏背景については
なるべく言及のみ、つまり考察の余地を残して謎のままにする性質を持っています、
しかしその謎もリシアが暴き、理解しなければいけない私たちの問題まで
導いてくれるのでしょうね、
リシアはエラーからの登場キャラです、pixiv版でもリシアは今作から出るのですが、
リシアは基本的にノーリやカナム以外の『新しい視点』を与えるキャラとして作っています
カナムについてもまだ謎が多いですが、それもまた追々・・・
この作品はじっくりと燻してお楽しみいただきたいのでね!
そういえば6月19日はノーリの記念日ですね、
こうしてじっくりと紹介していくのも悪くはない、
では今回はこのくらいで、それでは良い夢を。




