26.ヘイリー編 エピローグ
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「お前はさっさと部屋に向かってしまって気が付かなかったようだが、昨夜、お前を送ってきてくださったオーツ子爵令息は、きちんと挨拶をしてくださったんだ」
「え。でも、私ちゃんと母にはジョイスさんを紹介しました」
「えぇそうね。でもあなた外までジョイス様をお見送りもしないで部屋に戻ってしまって。恥ずかしかったわ」
「それは……えっと、たぶん、混乱してて」
「あなたが部屋に向かってしまった後、ジョイス様からちゃんと自己紹介をして頂いて『夜分に申し訳ありませんが、ご当主に挨拶をさせていただけませんか』って。とても丁寧に申し出をしてくださったの」
「あぁ、何事かと思ったよ。まさかお前と婚約前提での交際を申し込まれるとは思ってもみなかったからなぁ」
「騙されているのかと思ったわ」
「うう。ひどい。私も思ったけど」
「俺も。それかお前の仕事の手腕が目当てなのかと」
「それもひどい。私も思ったけど」
「まぁ面白枠かもしれないけれど、お前を想ってくださっているのは確かなようだし。面白枠だとは思うが」
「ほんと、酷い。私も思うけど!!」
「だが、あの方なら、お前を大切にしてくれそうだ。私は、そう感じた」
「うん。わたしも、そう思う」
「幸せになりなさい」
ここまででいったん完結とさせて頂きます。
いつか余裕のある時に、ヒルダとバーナードの学生編を書きたいなー
お付き合いありがとうございました!




