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神滅  作者: クノン
両翼の天使
39/69

引き分け

治幸「待てだと?」

槍の先端をボザに向けたまま治幸の攻撃は止まった。

ガリン「あぁ。ここで決着をつけるのは待って欲しい」

治幸「こんなとこで遊んでる時間はない。さっさとこいつを潰して終わる」

ガリン「お前らのマスターは俺たちを知っているといったな!なら、お前達のマスターは俺たちで問題が解決した方が良いんじゃないのか!?」

治幸「良いだろ。マスターに連絡してみよう」

キーボードをうつため槍を持ったまま固まる。

(どうしても、この問題は俺たちで解決させる…。それが俺の望み!)

治幸「そうだ。動くなよ。別に勝敗に意味がなくともたった1名にギルド全員が負けたなら恥だろ?」

[天使の両翼]は動けなかった。多分だが、治幸と同様にギルドチャットをしてるのだろう。

治幸「こちらのマスターは了承した。「神の使いを滅ぼして見ろ」だとよ」

ガリン「解った」

(死神のマスターはやはり、俺たちで戦わせようとする…)

ガリン「[天使の両翼]!ここは引き分けにしないか?」

ボザ「引き分けだと?」

今まで口を閉ざしていたボザが話した。

ガリン「今回の戦いはなかったことにして、3次職が導入後の2回目の日曜日。今からだ2週間後だ」

ボザ「解った。この試合はなしだ」

一旦全員が決闘場からでて、待機室にもどった。

治幸「俺は行くとしよう」

戻ってすぐに治幸はどこかに言った。

ガリン「2週間後、再び戦う時のルールを言っておこう」

ボザ「ルール?」

ガリン「今回のようにお互いが罠を張るようなのはやめよう」

ボザ「罠?張った覚えはないが良いだろ」

ガリン「今回、決闘場に出ていないメンバーはなしだ」

ボザは少し黙って。

ボザ「いいよ。今回のメンバーだけだ」

ガリン「ここにいるメンバーとシノブだけだ。名前は全員メモしてるから騙せないからな」

ボザ「13:1騙す必要なんてないだろ?」

ガリン「それじゃ、いいだろ?2週間後にな」

俺もその場を去った。


俺はその後ギルド内で説教を受けた。

一人で大丈夫って言ってそんなもんかとか言われたりしたがあいつらの言葉にはやさしさが合った気がした。

絶「それにしても、やっぱり一人で戦うのか?」

ガリン「あぁ、どうしてもね。許せないんだ。あのギルドが」

絶「堕ちるなよまだお前は」

ガリン「大丈夫だ。まだ、まだ大丈夫」

絶「壊れるなよ。もう少しなんだろ?」

ガリン「あぁ、堕ちるのは俺じゃなくあっちなんだよな」

絶と俺はGHで話を続けた。


それから3日後くらいにメンテナンスがあった。

とうとう、3次転職が導入された。


俺は新たな力で天使を討つ。

次回、いきなり。天使とのリベンジです。

次回の書き終わった後日キャラ紹介を更新します

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