悪魔と堕天使
さて、俺は天使を狩りに行く。
二本の刀を鞘に収めて決闘場に向った。
ガリン「皆は観客だ。変なマネするなよ」
小坂「解ってますよ。僕は見学者ですから」
美羽「えー、しかたないな。何かあったら助け呼ぶんだよ」
絶「お前がどれくらいか昨日、戦って確認した。後は団体戦をどれくらいやれるかを見るだけだ」
クロウ「泣いた顔で帰ってきたら、お前殺すぞ」
俺の後ろを[神滅]のメンバーがぞろぞろとついてくる。
ガリン「おぃおぃ。負けるとか思ってるのか?」
「はい」「「「うん」」」
全員が肯定しやがったし。
ガリン「後でゆっくり一人ずつ話そうか…」
のんびりしゃべってると。決闘場についた。
ボザ「お久しぶりですね」
すでに、決闘場には『堕天使』がいた。
ガリン「やぁ、堕天使。決着つけようか…」
ボザ「えぇ、前回入った13名:あなた一人。まぁ、勝敗は見えてますけどね」
ガリン「勘違いするな。シノブにも権利はある」
ボザ「くるはずないでしょ、もう、何もない抜け殻のあいつが」
俺はボザの発言にイラッときた。
ガリン「お前、絶対許さない…」
絶「言ってや言ってやれ」
美羽「蹴散らして来るんだよ」
クロウ「棺おけは13個くらいか?」
後ろから野次も飛んでいるが気にしないで置こう。
ボザ「後ろの方は見学かな?」
絶「当たり前だ。っと、言っておきたいが13人とシノブ以外が中に入ったら迷わず入ってお前らを蹴散らすぞ」
ボザ「怖い怖い」
ガリン「さて、始めようぜ。堕天使。お前らの処刑を」
俺は先に決闘場に入る。
何もない草原。それが今回のフィールドだった。
俺を追うように13人のプレイヤーが決闘場に到着する。
ボザ「後悔するなよ!神滅!」
ギルド員「「「いくぞ!」」」
ガリン「後悔するのはお前らだ!」
スキル:憤怒!
俺は自分に強化スキルを発動しながら刀を鞘から抜く。
ギルド員「二刀流!ブレイダーに転職したか!」
ガリン「あぁ、恐怖せず来い!」
俺は駆け出す。
二本の刀を持って。
ボザ「なめるな!」
スキル:ポイズンショット
ギルド員「撃て!」
スキル:サンダーショット
スキル:フレアショット
スキル:アローレイン
スキル:アイスアロー
スキル:シャドーストライク
無数のスキルが発動される。
俺は止まることはなかった。
(見える…。抜け道が…!)
俺には無数の攻撃の中に攻撃が当たらない場所を見つけていた。
右の刀で1つ魔法を叩き落とすと俺は遠距離攻撃の嵐を通り抜けていた。
ボザ「嘘だろ!」
ガリン「そんな、数撃つ攻撃が当たるか!」
正確には敵の攻撃が乱暴なのではなく距離があるから抜け道があったのだ。
ギルド員「と、突撃!」
近距離武器を持った7名ほどが俺に向ってくる。
それと同時に降り注いでいた矢や魔法はなくなっている。
ガリン「もう一段階ギアあげるぞ!」
スキル:バーサーク
俺は次の強化スキルを発動する。
俺の強化スキルは憤怒に始まり、バーサーク、狂乱へと進化していける。(その上もあり)
この3つのスキルは同時に発動できないため憤怒の次に使われたバーサークは効果を発揮しているが憤怒はバーサークの発動と同時に効果を失う。
能力としては憤怒は攻撃力アップ。バーサークは防御力を下げて攻撃力と攻撃速度さらに移動速度を上げる。
最終段階の狂乱は防御力は0になり攻撃力と攻撃速度さらに移動速度が2倍になる。
発動時間は憤怒3分、バーサーク2分、狂乱1分と能力が上がると短くなるが他の強化を発動することで常に強化状態でいられる。
俺は速度を上げ敵の中に突っ込み刀を振る。
ギルド員「うわぁ!」
刀で切られたプレイヤーはライフが3割以上持っていかれる。武器で防御しても武器の耐久がどんどん減っていく。
ガリン「俺を怒らせると大変なことになるんだ!」
次々と切り裂いていく。
周りから剣、刀、槍、斧さまざまな武器が攻撃してくるが回避したり打ち落としたりしている。
ボザ「化け物が!」
スキル:ソニックショット
ボザから放たれた1本の矢は恐ろしい速度で近づいてきた。
(あの矢を打ち落とせば周りからの攻撃を2発は受ける…。ここは無視するか)
横から来る槍を俺は弾きもう一方の刀で持っている奴に留めを刺す。
矢が肩に刺さったが無視して敵を切り裂く。
スキル:バーニングランス
俺の背後でスキルが発動される。
スキル:速度の暴走
俺は新たなスキルを発動。
このスキルはさっきまでのと別で発動後永遠に続かれ憤怒などの効果は消えない。
この暴走は攻撃力を下げる代わりに攻撃速度を上げる。
他にも力の暴走がある。
速度を上げた俺はランスを避け。遠距離攻撃を続けている敵に向う。
ボザ「いまだ!」
スキル:フレイムアロー
スキル:サンダーストーム
スキル:ポイズンミスト
スキル:サンダーアロー
ボザの合図で魔法攻撃が一斉に発動する。
ガリン「っが!」
今までの戦いですでにライフが半分を切った。
しかし、遠距離攻撃をしてる部隊のとこに来た。
ガリン「覚悟しろ!」
スキル:狂乱
強化スキルで攻撃力を限界に上げる。
ギルド員「逃げろ!1分で効果は切れる!」
指示をしていた奴がいたがすでに遅かった。
俺の右の刀の一撃で二人が死亡し左で一人。
ボザ「ワンキル!?」
俺は次々と敵を切り裂いた。
遠距離部隊はすでに壊滅している。
ガリン「まだまだ!」
近距離部隊が近づいてきたが諦めている。
ギルド員「こ、こんなことが!?」
ギルド員「嘘だ!嘘だ!」
何名かは自主的に退場もした。
そして、俺の刀で一人を殺すと
ガリン「始まって3分。もう一人になったぞ」
ボザ「っく…」
すでに勝敗は決まっていた。
ガリン「お前の負けだ!」
ボザに向って駆け出す。
スキル:シャドウショット
俺の影の中から矢が放たれる。
俺は後ろに振り向かず刀で矢を打ち落とす。
ボザ「な!?」
ガリン「これで終わりだ!」
二本の刀を振り上げ、振り下ろすと
キン!
ギルド員「残念だったね。伏兵がいたんだよ」
俺の刀を一本の刀が受け止めていた。
ガリン「まだいたのか」
後ろに飛び距離をとる。
その瞬間をボザは見逃さない。
素早く矢を放つ。
俺はそれを避ける。
避けた先には刀を持った敵がいた。
ギルド員「負けるのはお前だ」
スキル:連牙
刀が高速で振られる。
腹部当たりに当たる寸前で刀で受け止めた。
ガリン「危ないじゃないか…」
ボザ「死ね!」
スキル:マジックショット
魔力を込められた矢が放たれる。
俺とギルド員は左右別々に避ける。
ガリン「お前らだけ強すぎだろ…」
ギルド員「当然だ。俺はブレードマスターだ」
ブレードマスターとはサムライの上の職業3次職だ。
ガリン「なるほど。一筋縄じゃ無理か…」
ボザ「俺とこいつは200レベルを超えている」
(俺のレベルは205レベル同時に相手して勝てるか?)
ギルド員「死んでもらおう[神滅]」
ガリン「まだ、死ねなくてね!」
刀を刀で受け止める。
横から矢を乱射される。
二つの攻撃を避けきるのには限界があった。
シノブ「お困りのようだね。ガリン」
その時、草原に彼女が現れた。
力の差はすごくつきます!




