武器に思いを乗せて
俺は決闘場につくと[天使の両翼]が入た。
シノブ「逃げずに来たね」
俺を鋭い目で見るシノブ。
ガリン「勝てる戦いで何で逃げるのか教えてくれよ」
シノブ「その口も何時まで続くかな」
ボザ「さて、戦いは1:1の一騎討ち。そして、シノブがさきに戦い勝ったら俺とだそれでいいな?」
ボザが決めていたルールを言う。
ガリン「解っている。楽しみにしろよ。天使が堕ちるとこを見るのを」
シノブ「終わるのはそっちだよ[神滅]」
俺は決闘を申請をする。
決闘場の個人戦のフィールドには1:1という正式な物はない。
この場には事情を知っている[天使の両翼]しかいない。
奴らがルールを守れば1:1の戦いとなる。
ルールを守れば・・・。
俺は決闘フィールドに飛ばされる。
そこは木がたくさんある森だった。
(初めて廃墟以外のフィールドで戦うな・・・)
そんなことを考えているとシノブがフィールドに出てきた。
シノブ「さぁ、やりますか」
小太刀を構えたシノブが言う。
ガリン「不意打ちを狙ってくるかと思ったよ」
二本の剣を持ってシノブを見る。
シノブ「私はあなたみたいに卑怯じゃありませんから」
ガリン「あなたとはまた他人みたいだなシノブ」
シノブ「軽々しく呼ばないでください。あなたは私を裏切った。あなたに軽々しく呼ばれたくない」
ガリン「そうか、なら仕方ない。始めよう」
そう言うとシノブが先に攻めてきた。
小太刀を横に振る。
俺の剣の片方が小太刀を止めた。
金属と金属がぶつかった音がした。
もう、片方の剣でシノブの肩を狙う。
シノブは後ろに下がり
スキル:手裏剣
10個の手裏剣が飛ぶ。
スキル:炎刀
炎をまとわせた剣で手裏剣をすべて切り落とす。
手裏剣を投げ終えていたシノブは俺に近づいていて切り裂く。
腹部から肩辺りまで切り傷がついた。だが・・・。
(小太刀は威力が低い・・・。たいしたダメージじゃない)
俺のライフは1割ほどしか消えていなかった。
スキル:炎斬
俺の攻撃をするのを感じたのかシノブが回避行動に動いた。
しかし、俺の攻撃はシノブに当たった。
シノブのライフは3割以上をなくした。
シノブ「威力は凄いね」
ガリン「諦めろ。お前一人じゃ俺には勝てない」
スキル:影分身
シノブ「それでも、負けるわけには行かない!」
3人ほどに増えたシノブ。
すべてのシノブが攻撃ができる。しかし、別スキルを発動すると二人は消える。
分身の方にもHPがあり尽きると消える。
たしかそんなスキルだった。
ガリン「無駄だ。
NPCが操る二人のシノブが俺に小太刀を向けたが俺の剣が二人のシノブの胸に突き刺さった。
胸に剣が刺さったシノブは消えて、本体のシノブだけが残った。
スキル:ヘイスト
シノブは自分の速度アップのスキルを発動していた。