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多感の時期  作者: まさし
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出会い

ある日。

「今日の三時間目は図書室で本を読みましょう!」と担任が言った。

僕は、なんとなく、みんなと違うことがしたいと思い、図書室の隅の方に向かった。ちょうど、同じクラスにいた「中田」という嫌なヤツと離れたかったというのもあるし。




その「中田」というやつは、本当に話が通じないやつで…

「一緒に家帰ろうぜ」

「いいけど、方向逆だよ?」

「いいじゃんいいじゃん。じゃあ、帰ろう。」

いやどこがいいんだ。帰る方向違うのに勝手に話進めんのやめてもらっていいですかぁ???

まあ、結局腕を引っ張られて帰らされたんだけれども…

それからというものの、彼の行動はだんだんエスカレートしていく。

僕が彼と縁を切ろうとしたときも、

「俺な、まさしのいいところ紙に書き出してんのよ、だから…(以下略)」

というようにしつこく追いかけ回してきた。


もう我慢の限界だ。


そう感じた僕は、いつものように「一緒に帰ろう」と言ってくる中田に対して、

「嫌です。」

ときっぱりと断るようにした。

そしたら中田も寄って来なくなり、安心して学校生活を送れるようになった。

でも、

「もっと強くなりなさい」と親から言われ、「えぇ(困惑)」と返してしまった。



うーむ。この、「剣道」って本?なんかかっこいいし、ちょっと興味あるかも?でも、親に断られたらどうしよう?そうだ!この「柔道」って本?も借りてみよう!

そんな、偶然見つけたような、そうして、偶然出会った、武道は、僕をいろんなことに翻弄させられるきっかけにもなった。

「剣道をやりたいと言って断られたら柔道をやりたいって言って少しお願いしてみよう。強くなりたいし。」

そう思って、「剣道」と「柔道」の本を借り、図書室を後にした。今まで気にもとめていなかった図書室の隅っこが、まさかのきっかけとなったのだ。

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