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またよろしくね!マリーちゃん

おかしいね。別に作者は前回のマリーちゃんとリーデの言い合い(笑)を書く気なんて微塵もなかったのに気づいたらなんか出力されててビックリしたよね。

はい。一触即発から謎の言い合いを眺めさせられた私です。リンちゃんです。


まぁ、私を巡ってリーデとマリーちゃんの間で血肉の争いにならなくて良かったです。……待てよ?これはアレだったのでは?「私のために争わないで!」って言う人生で最初で最後で唯一のチャンスだったのでは?状況に付いていけなさ過ぎて忘れてたッ!まぁ、そんなくだらんことはいいとしまして……一つ、マリーちゃんに聞きたいことがあるのです。


「それにしても、マリーちゃんはあの日、なんで急にいなくなったの?」

「んーとね……実はリンにお世話されるうちに進化が近くなってきてさ。自分でもどういう進化するかが分からなかったから一度離れたんだ。何も言わずに急に消えてごめんね!でも今度こそは離れないで済むよ!私もこの数年、修行をしてきたからさ♪ねね、リン。あたしのステータス鑑定してみてよ!」

「分かった。じゃあ失礼して……【鑑定】」


《名称:マリー》《状態:良好》

《種族:フェアリーアルラウネクイーン》

《称号:精霊へと至りし女王》

《レベル:12》《MP:1267/1267》

《スキル》

〈パッシブ〉【MP還元Lv.3】【森林の加護】【清浄の気質】

〈アクティブ〉【土魔法】【水魔法】【MP供与Lv.2】【探知】【精霊魔法Lv.1】【精霊使役(植)】

〈ユニーク〉【女王の思し召し(植)】


元々はリン・エステルによって世話されていたアルラウネの特殊個体。とある条件を満たしたため、進化の際にアルラウネクイーンへと進化するところを精霊であるフェアリーアルラウネクイーンに種族進化した。アルラウネクイーンの性質と精霊としての側面を併せ持つ固有の種族。アルラウネクイーンは植物系の魔物の最上位に位置し、植物を司ることが出来る。また、アルラウネクイーンが生み出す蜜はどんな万病も呪いも回復できる女神の秘薬(ゴッデス・エリクサー)の材料にもなるほどの希少品。一舐めすれば天に昇れると言われている。


「マリーちゃん『フェアリーアルラウネクイーン』っていう種族なんだね?聞いたことないけどすっごいね……」

「フフン!なんとあたしが初めての存在なんだよ♪つまり今のところはユニーク種族だってこと♪」

「一応魔物に分類されるアルラウネでも精霊になることなんてあるんだね…?」

「はい。精霊という種族は言ってしまえば万物の化身のような存在ですから。たとえ魔物でも、条件を満たせば精霊族へと進化することがあるのです。非常に稀有な例ですが」


……じゃあつまり?私がかつてお世話していたアルラウネは現在事実上の他人に存在を知られてはいけない類の厄ネタとして帰ってきたとも言えるわけですか。……いや、よく考えたら私、ピーネ(グラコスフェニックス)も飼ってるので他人に知られてはいけない厄ネタ枠増えてもなんら問題ないっすね!うん!


まぁ傍目に見ればマリーちゃんは普通の少女とほぼ変わらんので【鑑定】でもされない限りはバレないでしょ(適当)バレたらその時は……最悪の場合は……そこら一帯消し飛ばせばなんとかなるでしょうきっと。なんとかなれー(願望)


「ちなみにマリーちゃんのこと赤の他人にバレたらやばいよね?」

「やばいよ!絶対!捕まりそうになってもどうとでも逃げられるけどね♪」

「超ヤバイでしょうね。しかし、【鑑定】されたとしても私達精霊は鑑定阻害も出来ますので口外しなければバレる可能性はかなり低いかと」

「じゃあよし!」


バレる可能性低いならヨシ!じゃあスローライフの住人が一人増えた所でなんら問題ないですね。それじゃあ……マリーちゃんに早速うちを案内しないといけませんね。


「よし、じゃあマリーちゃんに早速うちを案内s…「待ってリン。リンの家に入る前に……一つ、やっておかないといけないことがあるよ。ねっ、リン!あたしと……【契約】してほしいな!」


一応精霊被りしてるのでリーデの方を見てみる。まぁ、ほら。さっきもなんか言い合い(笑)してたしどうなのかなって思いましてね?


「?どうかしましたかご主人様?特に何の問題もなければマリーと契約してあげてください。ご主人様であればまだまだ精霊と契約しても余裕はあるはずですし。精霊と契約すればするほどご主人様はもちろんそれぞれの契約精霊も強くなりますから」

「ほーん?共鳴みたいな感じかな?分かった。リーデが反対しないんなら……マリーちゃん、契約しようか。」

「やった~!」

「えーっと、儀式みたいな名づけいるんだよね。なんだっけ?」


リーデの時と同様の口上みたいなものが必要だと思うんですけど、本当にリーデと契約したときどんな感じだったかあんまり記憶にないんですよねぇ。


「も~!しょーがないなぁリンは~!あたしの後に続いてね~?行くよ?『我、汝との契約を望みし者なり』」

「我、汝との契約を望みし者なり」


あー、なんか確かにリーデの時もこんな感じでしたわ!この宣言をすることで私とマリーちゃんの間に魔力的な繋がりが芽生えるんでしたよね。……で、このあとは――


「今の契約の儀式の起動句だよ!あとはリンの自由!何も思いつかないなら全然あたしに名前を提案するだけでいいんだよー。」


そうだよ。私の裁量に任せまーすとかいう流れだよ!今完全に思い出しましたよこんちくしょう!リーデの時は名前の由来みたいなのを喋った記憶がありますけども……今回は既にマリーちゃんの名前付いてるし……


「えーっとね。うーん……なんも思いつかないや!だから適当にやるね!本当にごめん!

我が名はリン。我が故郷の花が如き汝に改めて名を与えん。過去も先の未来も汝の名は『マリー』なり。汝、我との契約に応じるか?」

「もちろん応じるよ!あたしはマリー。今までもそしてこれから先、どんなことがあろうとも。あたしはリンが名付けてくれたこの名前を大事にするよ。」


マリーちゃんが私との契約に応じてくれたのでリーデの時と同様により強固な魔力的な繋がりが構築されたのを感じたのと同時に案の定マリーちゃんの身体が光った。ふぅ……無事に契約が成立して良かった。……名づけの流れはほぼ自由なら契約の起動句もさぁ、融通利かせてくれやしませんかねぇ!?我とか汝とかさぁ!ペル〇ナでしか聞いたことないですよ私は!ある程度形に沿っていれば起動句許してくれないですかねホント……


とかなんとか考えていたら光が収まりましたね。リーデの時は一気に姿も喋り方も変わったけども……マリーちゃんはなにか変わるのかなっと……


「アレ、ほとんど変わってない感じ?」

「うーん……」

「ご主人様見てください。マリーの髪を。ご主人様の色が入ってますよ。」

「え?ホントだ。髪の一房が銀色になってる。」

「え、ホント⁉やった、リンとお揃いな部分があるんだ!えへへっ♡」

「…………私も髪を染色すればご主人様とお揃いに…?」

「あー、やるとしてもマリーちゃんみたいにワンポイント程度にね…?」


一応リーデに釘をさしておく。下手に思い切りよくされて髪を全部染められるのは私が嫌だから!リーデのオレンジ色の髪色好きだからね。そこだけは守り通さないといけません。


とりあえず、マリーちゃんとの契約も済んだし、皆にもマリーちゃんを紹介しないといけないし、マリーちゃんを案内しないといけないし、家の中に入りましょうか。

起動句さん「お嬢ちゃんが知らんだけでわしは融通利くで?」


マリーちゃんに銀色のメッシュが入ったのは完全なる作者の癖でございます。っぱ、メッシュとかインナーカラーとか、髪の色が一部違うのは健康によい、ね。


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