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追い出されました。ま、切り替えていきましょ

えー、誠に勝手ながら自己満足で以前投稿していたものを旧版とさせていただきまして、色々設定変えた修正版とかぬかしてお送り致します。話の大まかな流れは多分きっとそんなに変わりません。変更点は都度書きます


旧版からの変更点

・リンちゃんの年齢を10歳→11歳に変更

・リンちゃんの兄弟の名前変更(主に姉妹)

以下、リンちゃん一家の名前と年齢

・アル(長男、20歳)

・リオ(長女、18歳)

・ケル&ミル(次男&三男、17歳)

・リサ(次女、14歳)

・リノ(三女、12歳)

・リン&ルル(四女&四男、11歳)

「ただいまー」

「リン、お前また森の中へ入ったのか?働きもせず。」


失敬な。私は午前中は働いてその上で午後は魔法で遊…研究しているだけですとも。いくら父親と言えどそんなことを言われる筋合いはないんですけど~?


「お前の面倒はもう見切れん。他の兄弟達のように冒険者として自立してくれ。」


父は私の首根っこを掴んで外に放り出すとドアを閉めてしまった。正気か?この親父。いくら私が大人びている子供で、普段から何してんのか分かりづらい行動してるにしても、成人前の少女を、着の身着のまま追い出しますかね普通?


というわけで。はい、なんと私……齢11にして実家追放(笑)です。ああ、なんということでしょー(棒)

いやね?分かってましたよ?うち、大家族(10人家族)ですから。


戻ってくるかはともかくとして他の兄弟達も成人(12歳)すると自立してますからね?そこは私も覚悟してましたよ。ただ……どうせ追い出すならあと1年くらい待ちなさいよと私は言いたい。


しかし何が原因だったんでしょうか…?う~ん。考えてみても心当たりがないですね。ただちょっ~と、魔法の実験ついでに村の近辺に偶々出てきた野生動物狩ったり、敷地内の草刈り面倒だからっつって魔法使った結果家の敷地の一部焦がしたり(7歳)……無言で外泊(野宿)をしたり(つい最近)したくらいで……


おっと。申し遅れました。私、リンと申します。気軽にリンちゃんと呼んでほしいのです。

実は誰にも言っていませんが私には前世の記憶があります。日本で暮らしていた一般男性の記憶が。どうやって死んだのかは覚えていませんし、女神様的な存在と会話した記憶もないのですけどね。でも転生特典のチートスキルっぽいのは備わっているのできっと女神さまに会っていたのでしょう。


家の前で考え事をしていると双子の弟のルルに見つかって泣かれそうですね。移動しましょうか。


私が村の出入り口の方へ歩いているとものすごーく聞き馴染みのある声が聞こえてきた。


「誰かと思えばマ~イプリティリトルエンジェルのリンじゃないか~!どした?兄ちゃん出迎えに来てっくれたのか~?」


うちの長男ことアル兄、シスコンである。私の姿を見るやすぐにスライディングしながら抱き着きに来るのです。顔は良いのにマジで残念。そんなだから未だに奥さん居ないんじゃないの?と私は思っていますが。


「アル兄。……熱い苦しい放して」

「も~!そんなに兄ちゃんに会いたかったのか~?しょーがないなぁ~リンは~俺も大好きだぞ!」

「はなれろ~!」


私に抱き着き頬ずりする変態不審者(アル兄)をなんとか引き剥がそうと苦心しているとさらにもう一人やってきた。


「兄さん、リンが苦しそうよ。放してあげなさい」

「嫌だ!もう少し妹の可愛さを堪能したい!」

「に・い・さ・ん~?」

「わ、分かった放す放す。……ハァ」

「リオ姉さま!」


リオ姉さま。うちの長女であるおっとり系美人だ。私として一生私を可愛がってほしいところですがリオ姉さまは2年ほど前に今は村で雑貨屋を営んでいる元冒険者のレンブさんと結婚した人妻なのです。……当時の私は内心で血涙を流しながら祝福した。


「リン、こんな所でどうしたの?いつもなら家に戻っている時間でしょう?」

「あー、それが……ですねぇ……父さんに自立しろって追い出されまして……」

「「は?」」


アル兄とリオ姉さまのぽかんとした顔はまるっきり同じで実に血のつながりを感じますわ~。


「よーし、あのクソ親父半殺し!」

「兄さん落ち着きなさい。どうせ後で母さんにこってり絞られるわ。それより今はリンのことでしょう?」

「そうだな。そうだったな妹1号よ!リン、村を出ていくのか?」

「うん。どうせ来年には出るし遅いか早いかの違いかなって」


来年家を出るとなったらルルと一緒にでしょうけどね。いやはや……ルルと一緒に冒険者になろうね!って話をしていたのを破るのは心苦しいのですが……


「となるとお金が入用よね。最寄りの街の《エクレシア》でも入場税に300ゴル(銅貨3枚)必要だし宿を取ったりするのもお金が必要ね。リン、ホーンラビットの角は持っているかしら?リンは素材の扱いが丁寧で高品質なことも多いし1本あたり350ゴルで買い取るわ」


350ゴル。日本円で350円になりますが、ホーンラビットの角の1本あたり適正買取価格は250ゴルと姉さまが以前仰っていたハズ。となるとわざわざ私のために高く買い取ろうとしていることになりますね⁉それは……良いのか?


「ろ、6本あります」

「うん。どれも品質は確かね。それじゃあ2100ゴル(大銅貨2枚と銅貨1枚)ねはい。これだけだと心もとないけど……」

「それなら心配いらないです姉さま。一応私、これまでの貯金で1万ゴルほどは持ってます!」


ま、銀貨1枚分のお金を持っているのは確かですが…いざとなれば私の【無限大収納(ストレージ)】の中に収蔵されている魔物素材が火を噴くだけですからね。色々入っているので。それらを売れば+で……まぁ数日くらいは余裕出来るんじゃないですかね?あまりこの世界の物価分かっていないんですけどね?


「それなら……大丈夫かしら。」

「いいか?知らない男には気を付けろよ?男なんて皆狼だからな!攫われてもおかしくないからな!」

「そうよ?リンは可愛いから。よからぬことを考える人もいるかもしれないから注意するのよ」

「はい」


確かに私は美少女だと思いますけど……でもそれはあくまでここが異世界で皆が顔面偏差値高いだけだと思うんですよねぇ。私は良くて中の下とかそこらだと思う訳です。だから攫われないっしょ!(楽観)


「偶にで良いから手紙書いてくれよ~。ルルも泣いちまうだろうからな!」

「辛くなったらいつでも戻ってきなさいな。私も兄さんもそれに母さんだってリンの味方なのを忘れないで」


父親はともかくとして……今生の私は周りに恵まれてますね。ありがたい限りです。


「それじゃあそろそろ私、行きますね。兄さん、姉さん。行ってきます!」

「「いってらっしゃい」」


私の事を想ってくれている姉と兄に見送られながら私は今、第二の人生の始まりへ向かって歩き出したのです。あー、楽しみだな~どんなテンプレに出会えたりするんですかね♪

お金の単位はゴル。1ゴル=1円換算です。最初の方は金額の後に硬貨の数を()で書いておきます


硬貨は100枚で繰り上げ

銅貨1枚=100円   大銅貨1枚=銅貨10枚分(1000円)

銀貨1枚=10,000円  大銀貨1枚=銀貨10枚分(100,000円)

金貨1枚=1,000,000円


鉄貨1枚=10円(鉄貨のみ10枚繰り上げ)

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