12/261
眠るには体力が要るらしい
近頃、とても眠いのです。
元々寝るのが好きなのですが、何も無ければ一日中寝ていたいくらい眠いのです。暑さが一段落して、より心地よい眠りを得られるようになったからでしょうか。眠気覚ましに紅茶やコーヒーを飲んでも効きません。何らかの病を疑うくらいに眠い……カフェイン、もっと頑張って!
ご年配の方が「眠るのも体力が要る」とおっしゃっているのを聞いたことがありますが、だとすると、眠りに関しては私には無尽蔵の体力があります。なにも無ければ、もう一日中眠っていたい。乱歩先生の「うつし世はゆめ。夜の夢こそまこと」という言葉に当てはめれば、ずーっとまことに過ごしていたいのであります。
しかし、眠るのに体力が要るのが本当だとすると、「眠り姫」の体力は相当だと思うのです。魔女の呪いが原因とは言え、百年眠り続けたのですから……物語の主人公ともなると、例えお姫様でも体力をつけておく必要があるようです。
それにしても、長い眠りに就いている間、姫はどんな夢を見ていたのでしょう。それとも、夢も見ない程の深い眠りだったのでしょうか。
百年の眠りから覚めたお姫様は「うつし世はゆめ。夜の夢こそまこと」を地でいったのではないかなー、なんて思いながら、夜のまことに出掛けようと思うのです。




