だじゃれ……
たまに、「よく企画を通ったな」と思う商品名やポップに出くわすことがありますよね。大抵がちょっとアレなギャグなのですが、そのギャグがしょうもなければしょうもない程、何故かテンションが上がるのです。
例えば、普段行かないスーパーで見掛けた干し芋の前に貼られていた手書きポップ、「干し芋が欲しいもん!」。これなんて思わず「よし、またこのスーパーで買い物をしよう!」と決意してしまいました。私のツボを刺激する為だけに書かれたのじゃないかと疑いたくなるセンスです。
こういう秀逸(?)なポップは、大手のスーパーでは中々見掛けない気がします。ポップは購買意欲をそそるのが目的で書かれているものでしょうから、大手の店舗では、所謂おふざけは歓迎されないのでしょう……勿論、その通りだと思います。伊達や酔狂で仕事をされている訳では無いですから。
ですが、そこには余裕がない! 「余裕」を、「遊び」「心のゆとり」と置き換えてもよいかと思います。駄洒落ポップには、なんかこう、「楽しんでほしい」という情熱を感じるのです。
……シャインマスカットに下げられた「うちの社員も大好き! 社員マスカット」のポップに、青果コーナー担当者さんの魂の叫びを見ました……思いのほかお高かったので、購入は諦めましたが……。
申し訳ありません、ジュラ紀からあるだろう駄洒落に目を奪われただけの話でした。