夏休みの謎解き冒険談
春彦はハハッと乾いた笑いを零して
「あの人か」
とぼやいた。
真面目そうに見えながら時々突拍子もないことをする人物なのだ。
春彦は「海埜さんとけっこう類ともだよな」と心でぼやいて問題の紙を見た。
『Time is money』
そう表題に書かれておりその下に0から59までの数字が変わった形のマス目の集まりの中でランダムに描かれていたのである。
七海は考え始めた春彦を見ると
「あ、春彦君。交通費とかもろもろの費用は経費として落とせるから」
領収書とか捨てないようにね
と告げた。
春彦は顔を上げて頷くと
「あ、はい。それはスイ…平良さんに言われているので」
と答えた。
絢華と真理子はスイフィを知っているので顔を見合わせると小さく笑みを零した。
絢華は腕を組むと
「でも。考えたらディテクティブGのメンバーの殆どが海埜探偵事務所に移動したわね」
と呟いた。
真理子は頷いて
「そうね(*’▽’)」
シャークアイさんだけ仲間外れね
と告げた。
春彦は考えながら
「シャークアイさんか…やっぱり有名探偵からなんだ」
と心で呟いて
「あの、それで本山さんから詳しくお話聞いても良いですか?」
と聞いた。
「出題者の本山誠一郎のこととか知りたいですし」
宝の在処はきっと本山誠二さんにとって突拍子もない場所ではないと思うんです
「そうでないと渡した意味がないですから」
七海は笑顔で
「確かにそうね」
じゃあ、彼に来てもらう?
「それも家へ行く?」
と答えた。
春彦は紙を見ながら
「本当は家へ行って話を聞きたいんだけど」
と呟いた。
恐らくヒントは彼の身の回りにあるに違いないのだ。
渡さないために紙を託したのではない。
渡すために託したのだからきっと彼の身近を探索すれば良いと春彦は思っていた。
直彦はあっさり
「じゃあ、行けば良いんじゃないのか?」
明日にでもセッティングしてもらったらどうだ?
と告げた。
「俺と隆はいかないが武藤氏が付いていってくれるだろう」
春彦はパァと顔を明るくすると
「直兄!」
と笑顔を見せた。
七海は笑いながら
「了解!話を通しておくわ」
ボディーガードのことも伝えておくわ
「あ、それからアルバイト君も念のために連れて行って」
と告げた。
隆は笑顔で
「まあ、ここに配備した人員をそのまま移動させれば良いだけだからな」
問題ないな
と直彦を見た。
直彦は笑みを見せて
「頼む」
と告げた。
絢華と真理子は
「「大変だね」(*´ω`)」
と同時に告げた。
真理子は更に
「そうそう、私は海埜探偵事務所の科学鑑定専任社員だから何か鑑定があったら尊君に言って連絡とって(*´ω`)」
あらゆる科学鑑定できるから( `・∀・´)ノヨロシク
と告げた。
誰もが『語尾に顔文字が見える』と思った。
絢華も頷いて
「私は調べものがあったら言ってね」
ネットとかで調べられない事があったら連絡して
「後、また允華君も交えて会いましょう」
と告げた。
春彦は頷いて
「はい」
と答え
「港川さんに長坂さん、これから色々お力になってもらわないといけないことが出てくると思います」
宜しくお願いします
と告げた。
二人とも笑顔で頷いた。
最後までお読みいただきありがとうございます。
続編があると思います。
ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。




