演技性人格障害
序文
顕示性人格障害とも言う。演技的で、人の注目を引くような行動を取る。
虚栄心、自己中心的、わがまま、依頼心が強く気分の変わりやすい性格を持っている。
詩記
君も変わらないね
気分変調症のままだ
どれだけ満ち足りた環境にいるか
考えた事はあるか? 無いだろうね
君の顔写真をコピーして電柱に貼るアルバイトにも飽き飽きだ
私が優しくしたら調子に乗って阿波踊りでも何でもやるんだろう
頭の中はグチャグチャで
衝動を抑えきれず失言を連発
街のお医者さんにかかっているって聞いたけど
吊し上げられて汲々として
お情けで涙を誘いそれを換金して稼いで
誰にも理解出来ない冒険譚
リスキーなアドベント そういうのがまだ好きなの?
理解されたくない 理解されたい
その狭間でもがき苦しんでいるのだろう
知ったこっちゃ無いって思うけれども
逆恨みされても面倒だ
理を解いて更地にしてあげる
楽に呼吸して 痛みがあるなら
それを叫んでみて
誰かにSOSが届くかも?
正気に戻った時に
また良い小説 書いて下さい
接続詩
無数の数列が
頭蓋の内壁を叩く
白い波のように
脈打つ静寂
言葉を編むより先に
君の瞳は宇宙の方程式を知っていた
世界は不揃いのピース
だけど君の心には
青写真がある
教科書も辞典も追いつけない
一閃の光
たったひとつの声も
たったひとつの手も
君の真実を翻訳できない
もし
それを分かち合える日が来るなら
僕は
君の地平に
最初の影を落とす人になりたい
結文
別れた古のなろう友達へ。今も書いているのでしょうか。
すっかりご無沙汰でわかりませんが目立ちたがり屋は相変わらずのようですね。
自分の信じた道を行って下さい。




