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プロローグ

私の名前は青葉 詩織高校三年生、現在死んで神様と対談中です。


「それでさぁ、聞いてよぉウラヌスのやつがさぁ、」


何でこうなったのか少し前に遡る。


────その日は何の特別でもないただの平日。


窓から部屋に差し込む光は瞼を擽り強制的に目が覚めた。


「重、」


身体は細い方だが体を起こすのに手間取った。運動なんて随分としてない。外との関係を遮断して部屋に閉じこもってる時点で運動とは無縁の毎日だ。筋肉は落ちる一方。


ガチャ、静かに部屋のドアを開ける。誰もいない。視界に映るのは廊下と床に置いてある朝食だけだった。


最初は、母親から色々と言われた。虐められてるから学校に行きたくないといえばただサボりたいだけだろと言われ、制服を汚されて帰ってきたら私の言い分を聞かずにただ怒鳴り散らかしていた。とうとう呆れられたのか私とは一切口を聞かなくなった、唯一喋れたのが父親だった。母と私の間に入り一死に擁護してくれた。私が引きこもりになっても毎日のように朝ごはんを用意してくれて、仕事帰りには私の部屋の前に来てくれて話しかけてくれる。しかし、そんな父の優しさに素直には答えられない。


だけど私は、、冷えた朝ごはんを食べ、またベッドに潜り込んだ。


「私って、、、、ただ逃げてるだけなのかな?」


「お父さんに、────っ!?」


何?息が吸えない!?息を吸おうと脳が命令しているが身体はそれを無視し、言うことを聞かない。


「か、、、、、、っあ、、は、」


苦しい、苦しい、焦りがどんどんと肥大化していく。

嫌だ、嫌だ、嫌だ。苦しい。


身体が酸素を欲している、しかし吸おうとしない。


「お、と、おさん────。」


私、青葉 詩織は親孝行も出来ないまま永眠した。


─────────────────────────ぃ。

───い。

─────起きてください。


え?あれ?私、、ここ?


「目が覚めましたか?」


目の前にいるのは微笑んでこちらを見ている綺麗な女性だった。純白のローブが、風もないのにゆるやかに揺れている。

余計な装飾はなくただ、胸元に細い金の飾りが一筋だけ走っている。


「誰?」


「青葉 詩織さん」


「・・・?はい。」


「ばんぱかパーン!!おめでとうございます!貴方は記念すべき “転生者1万人目” に選ばれました!!」


さっきまでの神聖な態度はいずこへ。

急にテンションが爆上がりした。


・・・え?


「え?」





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