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「6、恋人」と「7、戦車」

――――――――――


「6、恋人」『遥かな想い』


 心音により、想いを忘却しながら。

 ともに生きている、楽園の子たち。

 訪れる、目覚めの時まで。

 平穏であり破滅の日々を過ごす。


 それは、遥かな想いの実り。

 一瞬の開花と終りの結び。

 冬に咲く花のように美しくもあり。

 熱の結晶から放たれる光の矢の導き。


――――――――――


「7、戦車」 『天宮の王者』


 灼けたようなしろき砂のみちすじを背に。

 わだちの跡には、無数の箒木ほうきぎえ。

 大河の果ての星花せいかたちもうたう。

 桎梏しっこくは不要と、ついの影とわたる。


 天宮てんきゅうのもとに座する王者の威厳いげん

 その声はむちとしてとうげを越え敵を撃ち。

 たった一滴の紅玉ルビーにより苦難くなんを消し。

 群青の君主である、

 文鰩魚トビウオも聖なる書物に記す。


――――――――――

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