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「8、正義」と「9、隠者」

――――――――――


「8、正義」 『神名ノ火』


 偉大なる三重(みかさ)ノ神都(しんと)の守護者。

 悪霊(あくれい)祓いの継承と聖神(せいしん)。

 千の剣の持ち主にして焱羅(えんら)ノ王。

 終止符の神名(かむな)ノ火(ひ)。

 民に望まれた、破壊と再生の御子(みこ)。


 赤砂(あかさ)の使いとして訪れる智将(ちしょう)であり。

 調停の針(しん)と連綿(れんめん)とした響鳴が、

 欺瞞(ぎまん)を討ち。


 ひと雫(しずく)の血涙(けつるい)は、

 世界の震撼(しんかん)とされる。


――――――――――


「9、隠者」 『導き灯台』


 尊(とおと)き高原(たかはら)に生まれた一番星を掴(つか)み。

 地上と天界を繋ぐ、

 天使の梯子(はしご)を示し。

 深き闇の海底を照らし出す。

 導き灯(とう)の、わずわらしい存在。


 進めば重い哲(てつ)を叩くかのような、

 風を起こし。

 鋼(はがね)の志(こころざ)しを失うことなく。

 往く先の定めも神の命(めい)とする。

 遺す蹟(あと)は、智恵者の証である。


――――――――――

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