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エンドレス・マジカルライフ  作者: 沖田一文
【第一章・上】 魔法社会革命編
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第一章24話 『ドイツ支部 五番隊VS.シャルル魔法部隊』

ドイツ支部の裏庭にて、魔法と魔法による魔術戦闘が行われていた。



「燃やせ、ホットエレメント!」


小さな熱素を出す簡単な魔法をシャルルの魔法部隊は横一列に並んで一斉に屋敷に向けて飛ばしてくる。それに対して、俺たちは簡単な小さな氷を出す魔法、アイスエレメントで火を消すという、なんともしょぼい手から戦闘が始まった。最高魔法師のシャルルは、前線には見当たらない。


この対応に意味がないと判断したヴォルフは、全員に命令を出した。


「全員!敵の前線部隊を制圧せよ!その後、再び屋敷を守れ!俺とリアとで黒の魔女を探し出して、倒してくる。それまでの間、ここを死守するんだ!」


おそらくシャルルは、どこかでこの戦場を見物しているに違いないと考えたヴォルフは、ここを開けるわけにもいかないので副隊長のリアとともに最小限の人数でシャルルを探し出すことにした。


仲間たちが敵の前線を崩すと、ヴォルフとリアは、敵陣の方へと突っ込んでいった。


裏庭といっても、屋敷の後ろにはすぐに林が広がっており、敵陣はその林全体といった具合で特定の人物を探し出すには大変骨の折る作業だ。それに、林の中の敵陣だから、どこに敵が潜んでいて、いつ襲ってくるかわからない。常に周りに気を張っている必要があるのだ。


森林の向こう側に洞穴が見えた。念の為に調べにいく。すると、突然目の前に空間が歪み、ヴォルフたちは、その空間の穴に吸い込まれてしまった。


黒や青や紫などのダークカラーでできた空間の穴の中を二人は落ちて行く。そして、気がつけばそこは、何かの遺跡のようなところだった。辺りは暗く、目の前には大きな扉があった。ひとりでに扉の両サイドにあった、松明に火が灯る。それから、大きな扉が鈍い音をたてながら、開いた。そこから続く道を手間から順に壁にある蝋燭に火が灯っていく。道の向こう側は、遠すぎてわからない。


これは、最高魔法師のシャルルにしかできない所業だろう。どうやらこのダンジョンを突破して来い、と最高魔法師のシャルルは言っているようだった。


ヴォルフたちは、ゆっくりと歩き出す。もちろん急に来るだろう戦闘に備えながら。

今回は、ものすごく短くなってしまいました。別に面倒になったからという訳ではありません。今までの順番に沿って投稿したのですが、ストーリーの流れ上、このようになってしまいました。申し訳ございません。

タイトルの通り終わりのない話なので、これからもどうぞよろしくお願いします。

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