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逃亡代行  作者: 横瀬 旭
最終章・あとがき・解説
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あとがき

 二〇一九年十月末、仕事があまりにも嫌になり逃げて、退職代行を使って会社を退職、会社の人間が家に来ることを恐れて千葉県内のネカフェでしばらく寝泊まりをした後、仙台まで逃げた実話を基にこのお話を書きました。タイトルの由来は退職代行から来ています。本当はもっと深い理由でタイトルを付けたのですが、これを話すと個人の特定につながる可能性があるので割愛。


 仙台から戻って地元でバイトを始めた辺りまで実話です。そのバイトを今でも続け、前の会社の勤続を越えようとしています。バイトなのに。


 休みになったら現地へ行って取材、仕事前に自宅へ戻り休みになったら再び現地へ向かうという効率の悪い旅をして、本当は日本一周して十五万文字ほど書く予定でしたが尾道から先、往復するだけで五万円ほどかかります。これ週の稼ぎほぼ全部です。リアルで路銀不足です。して、何年かかるんだよ。それと、自分で書いておいて、読んでいて非常に退屈だと思いました。本当におもしろくない。


それから、旅の途中で「早く帰りたい」と思うようになりました。山梨とか長野の山奥を回ってるときはそんなことなかったのに。遠くに行くのがだんだん嫌になった。


 結局九州に行かずに終了です。九州は祖父母が住んでいて行ったことあるからいいけど。


尾道からのルートは、しまなみ海道で再び四国へ渡り、フェリーで九州上陸。日豊本線で九州を周る予定でした。水害で土砂崩れにあった竜ヶ水駅、知覧の特攻隊、雲仙普賢岳。


沖縄へ行けば焼失した首里城、那覇空港離着陸時にすごい低空飛行をするのもお話になる。


 出雲大社、鳥取砂丘、鴨川デルタ、徳山ダム(しずまないでくれ)、雨晴海岸、国境の長いトンネル、東武ワールドスクエア。


東北の日本海側は全然しらないけど、取材して何か見つけられたかもしれない。青函トンネルも書きたかったけどもう限界です。


本当に色んなものを見ました。


個人的に見て面白かったのは高松駅です。


あの駅、全ての線路が行き止まりなのに四国のどこへでも乗り換えなしで行けて、1日1本しかないけど東京にも乗り換えなしで行ける。


 日本一周はできなかったけど、西に行けば行くほど気温と共に人が暖かくなっていったこと


物語には出てこないけど、取材の帰りで利用したサンライズ瀬戸・出雲の指定席から眺めた夜に沈む街と真っ赤に燃える朝の太陽を忘れないでしょうね。


 本当は東京駅で追手に見つかって京葉線ホームへ逃げ込んで通勤快速勝浦行きに乗車。勝浦駅から歩いて八幡岬公園に向かい(入り口に「命は何よりも大切なもの」と看板がある)崖から海に飛び込むのが書き始めた頃に考えていた結末でした。


そして、これを書き終えたら死のうと思っていたので、本当にそういう死に方をしようと思っていました。


あんな看板あると「ここで死んだのは私だけじゃない」って思って逆に死にやすくなりますよね。

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