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圭「…」


圭はただその場に立ち尽くしていた。


ももがいない。


その現実がずっと頭の中に刻まれ、何度もその気持ちが体中のエネルギーを吸い取るかのように圭は時が止まったかのようにただずっと立ち尽くしていた。


留主「軽く済みそうだな」


留主はそう言って、片手を圭の方に向け、何かブツブツ言い出した。


そうするとその手からは小さい太陽のような物質が現れた。


留主「ファイアーボール…」


留主はそう唱えるとその物質は瞬く間に圭の方に向かっていく


バァァァァアアアアアアアアン!!と激しい轟音がする。


圭のいたところには火柱がたっている。


留主「…なにぃ?」


圭は冷夏が抱え込んで助けた。


火柱がたったのは冷夏が仕掛けた変わり身だった。


冷夏は圭の頬に平手打ちした。


冷夏「しっかりしなさいよ!!」


圭「…」


冷夏はまた圭に平手打ちした。


今度は2、3発した。


冷夏「何やってんのよ。早く戦うの!!」


圭「…」


さすがに統一、秋次、優良は見ていられなくなった。


冷夏「現実をみなさい…」


圭「…」


冷夏「現実をみなさい!!」


留主「ああ…うぜえ…くたばれ…」


留主はそうつぶやいて、また片手を圭の方に向けた。


統一「マッタァァァ!」


統一がそう叫んだ。


留主「!?」



統一「ひとぉぉぉつ!俺イケメン!ふたぁぁぁつ!君もイケメン!みぃぃぃぃつ!やっぱ俺の方がイケメン!」


冷夏「…」



留主「…」



統一「隙が出来とるで。統一!弓千本突き!」



スパパパパパン!と多数の弓が統一から放たれる。



留主「アアアアアアアアアアア!!」


(引っかかるか…普通…)

冷夏はそう思った。


統一「ヨッシャ!」


冷夏「やった!」


しかしそこは素直に喜ぶ。


秋次「トドメです!」


冷夏「秋次!」


秋次「小早川!竜巻の刃ァアアアア!!」



ヒュュュュュゥゥゥ…と静かな風がクルクルと集まり、小さな竜巻を生む。


竜巻は轟音をたてながら留主へ向かう!!


竜巻を留主を完全に包み込んだ。


秋次「終わりましたね」


秋次はそう言った。


優良「圭さん…やっぱり…」


優良は圭を抱きかかえて言った。


統一「一旦戻った方がよさそうやな」


統一がそう言うが、声が聴こえる。


留主「カッテニオワラセルナ…」


留主がそこに立っていた。


留主の皮膚は裂けて鉄甲が見える。


統一「サイボーグ。こんなのもあるんかい!!」


留主「キヅクノガオソイナ!ダガモウオワリダ!!」


片言なサイボーグの発言に周りは警戒する。



冷夏「ど、どういう意味?」


疑問を抱いた冷夏がやや強く言った。


コォォォオオオオオオオ、と留主のお腹の装甲のくぼみに電気が集まる。


電気を発生させているようだ。


統一「や、ヤバそうやな。あいつが攻撃する前に仕掛けるで」


統一達は一斉攻撃をしかける。


しかし、統一達の攻撃は鋼鉄に弾かれる。


冷夏「弓も風も何もかも効かない…」


留主の装甲が丈夫すぎる。


秋次「やむを得えません。逃げましょう!」


そう言って統一たちは逃げようとしたが


留主「オソイ!!コレデコワリ!!!!」


留主の腹部から膨大なエネルギーが放出される。



ドドドドドドドドドドドドド!!!!



留主の放った電磁包がものすごい音をたてた。



留主「シヌガイイ!!!!」



アアアアアアアアア!!と統一達の叫び声が響く。


バァヒュウウウウン!!!!と町全体に響くような音をたてながらエネルギーは止んでいく。



その大爆発は裏山の全体を覆い尽くした。

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