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圭は言われたとおりに正午、優良の住む寺に行った。
門は開いている。
圭「すみませーん」
圭は開いている門をドンドンと拳で叩きながら言う。
…
しかし、返事はない。
(おいおい。寺にきても誰もいねえじゃあねーか…)
圭はとりあえず小さな声で「すみませーん」といいながら敷地へと足を踏み込む。
寺の中庭には人がいないのか、静かだった。
(どうなってんだ?もしかして、呼ばれたのにまかれたのか!?)
という期待を寄せる。
あまりに昨日の統一が厳しかっただけにそうであってほしいと思ってしまう。
だが、それはない。
統一の目は本気だった。
いくら圭でもそんなことぐらいは分かる。
寺の前に着いた圭はとりあえずドアが開いていたので入ることにした。
寺の中に入る。
やはり、静かで誰もいない。
期待とともに心配になっていく。
(もしかしたら何かあったのだろうか)
約束したのにいないというのは心配である。
圭はとりあえず見回ろうとする。
圭「!?」
いきなりの出来事だった。
後ろに何か人の気配がするのに圭は気づいた。
圭はとっさに後ろを向こうとしたが、遅かった。
圭は何者から布か何かで後ろから目隠しされる。
(ウッ…一体誰だ!?)
突然の出来事に圭は声を出す余裕がない。
だが、後ろから犯人と思われる声が聞こえた。
「8時だよ!全員集合!」
圭「…」
(…8時じゃないし、犯人モロバレだし何なんだよ)
と思った瞬間。
圭は首をとられ気絶させられた。
もちろんそれ以降の記憶が圭にはない。
気づいたらここにいたのである。




