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いつ窪塚がくるのかとドキドキしていた圭だったが、この日の授業には結局こなかった。


ますますたちが悪い。

冷夏がいない間に待ち伏せされればどうしようもなくなる。

だが、そこまで考えているのだろうか。

実際麻倉が窪塚を倒したとは窪塚自身も気絶してたので気付いてはいない。


そんなことを考えているとあっという間に放課後になった。


圭が鞄を持つと、冷夏が圭の方へきた。


冷夏「いい?不良はあなたが一人の時を狙っているわ。くれぐれも、ももちゃんと一緒に行動するのよ」


圭「え?でも、ももといても大して変わらないんじゃ…」


冷夏「あら?集団下校したことないの?小学生のころやったでしょ?」


圭「…」


(意味がないだろ!そんなもん!)


と思った圭だったが、ももを守ってあげろという意味もこめられているのだろう。


冷夏は図書委員の仕事ですぐに教室から消えた。


もも「圭、帰ろ?」


圭「あ、ああ」


とりあえずすぐに帰ろう。

そう思った。


靴箱から外に出るといつもにはない静けさがあった。


というのも、もうすぐテストで部活もないのだ。


不穏な空気が漂っており、気分は最悪である。


圭「はぁ」


圭はため息をついた。


もも「大丈夫!私が守ってあげるよ!」


圭「はいはい」


圭は気休め程度に頭の中にいれておいた。


圭たちは正門までの真っ直ぐの道をなるべく早歩きした。


正門を抜けようとした。


その時だった。


窪塚「よぉ…」


圭「…!」


窪塚は正門で待っていた。

仲間をつれて。


圭「な、なんでしょーか?」


少し丁寧語で窪塚の機嫌を取ろうとする。


窪塚「テメエ、分かってんだろうな」


圭「え?えー何かなー?アハハハ…」


苦し紛れにしらばっくれてみる


窪塚「テメエ、殺すぞ」


圭「で、ですよねー…」


圭この間にも逃げようとしていた。

しかし、もう圭の周りを三人囲んでいた。


圭「や、やばいぞ…これ。もも、お前は俺が三人を相手にしている隙に逃げろ!ってあれ!?」


もも「がんばれ~!!」


圭「ええっ!」


圭は少しかっこよく決めたつもりだったが、隣にももはいなかった。


圭「えっ!?何で!?何でお前そっちにいるの!?」


ももは圭が囲まれている少し離れたところで応援していた。



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