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いつか見た虹の向こう側【改稿版】  作者: 宙埜ハルカ
番外編
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【番外編十六】家族デビュー

 暑さ寒さも彼岸までというけれど、日中の暑さはまだ夏のそれと変わらない。ただ、朝晩の空気が少しずつ入れ替わってきていることは、肌で感じていた。そして、温暖化と言われながらも秋の彼岸が近づくと、律義に赤い花を咲かす彼岸花を見る度、夏の暑さに耐え続けた身体がホッと息を吐くような気がするのだ。

 って、そんな毎年の感慨深い想いよりも、私の頭の中は今一つのことに囚われている。

 きっと彼に言えば、何を今更と言われてしまうのは分かっているのだ。

 慧と結婚して一年半、二人の間に子供も生まれ、拓都を含めた四人家族が当たり前の生活にすっかりなじんでいるというのに。


 その事実はもう四月の段階から分かっていたことだった。

「拓都、今年は拓都の運動会を見に行くぞ」

 四月のある日、帰宅するなり嬉しそうに宣言した慧。

 結婚一年目であった去年の拓都の運動会は、慧の勤務する小学校の運動会と見事に被った。

 けれど、今年度から二学期制になった彼の勤務する小学校は運動会が6月に移行されたのだ。

 その話を聞いた時、まだ半年も先の拓都の運動会の実感が無かったせいか、「拓都、よかったね」と私も拓都同様、喜んだ。

 それから夏休みが過ぎ二学期が始まると、拓都が運動会の練習の話をし出した。その頃になって改めて、今年の運動会は慧も、今年の初めに生まれた長女莉緒りおも一緒に、拓都の運動会の応援に行くのだということを思い出した。

 これは、家族デビューだ。

 もちろん今までだって家族四人で出かけることはよくある。けれど、彼のことを知っている人が多い虹ヶ丘小学校の保護者や職員の前に、家族として出るのは初めてだ。

 そのことを意識すると同時に去年の嫌な記憶が蘇った。


『ねぇ、守谷先生の姓が変わったの、知っている?』

『結婚したからでしょ。確か、去年守谷先生のクラスの役員していた人と』

『篠崎さんっていう人じゃなかった? 奥さんの姓にしたんだ』

『そうそう。従姉妹の子供の学校へ転勤したらしくて、虹ヶ丘小学校から凄くカッコイイ先生が来て、篠崎先生だっていうのよ。最初は誰のことかわからなかったけど、守谷先生のことだって気付いてビックリしちゃった』

『奥さんの姓にするって、守谷先生、案外尻に敷かれているんじゃない?』

『その上に結婚してすぐに父親だし。守谷先生ならもっと良い条件の相手がいるだろうに』

『それだけ相手を想っているってことじゃないの?』

『うーん、色々噂があるみたいだけど、どこまで本当なんだろうね』


 去年の運動会でトイレに行った帰り道、体育館の日陰で自分の子供達の出番じゃないのか、お喋りしていた母親達。

 丁度体育館の角まで来た時に聞こえて来た『守谷先生』という言葉に、足を止めて聞き耳を立ててしまった。角を曲がった先でお喋りしている母親達には、私の姿は見えていなかったはず。それでもバツが悪くてそのまま引き返し、遠回りして由香里さんや千裕さんのいる所まで戻ったけれど、そのことは誰にも言えなかった。


『そういえば、その篠崎さんって、クラス懇談で守谷先生との結婚は大学からの純愛だって宣言したんだって?』

『担任と保護者だったから、色々な悪い噂を否定したかったんじゃない?』

『でも、守谷先生は私のものよって宣言した様なものね』

『守谷先生の奥さんって、なんだか気が強そう。やっぱり尻に敷かれているかも』

『それにしても守谷先生って、あんなに爽やかイケメンなのに、不倫疑惑とかあったでしょ? それに今回の結婚とかも不倫かって言われていたし。イメージと噂のギャップありすぎで、ちょっとガッカリだよね』

『愛先生と付き合っているって噂も無かった? 火の無い所に煙はたたないっていうけど、愛先生との噂の半年後に結婚とかって』

『私も守谷先生が結婚したって聞いて、相手は愛先生だと思ったよ』

『なんだか守谷先生のイメージが益々ダウンしちゃった』

『まだ若いんだから、そんなに慌てて結婚しなくても良かったのにね。もしかして、でき婚?』


 あまりの言葉に唖然としてしまった。

 みんなの前で拓都と自分の関係や慧と結婚したことを話して以来、自分の耳には噂が入って来なかったから、どこかで皆に受け入れられたのだと思い込んでいた。受け入れてくれたように思っても、皆心の中にこんな思いが潜んでいたのだろうか?

 私のことを悪く言われるのはまだいいけど、彼のことを悪く言われるのはやはり辛い。

 それでも、その噂を聞いた去年の運動会から一年、もう噂のほとぼりも冷めただろう。

 なのに、そこに再び慧が登場したら、噂は再燃しないだろうか。それも、家族デビューだ。以前の噂がどんな風に捻じ曲げられて飛び出すか。一年前の私のように彼がどこかでそんな噂を耳にしないとも限らない。

 ああ、いつまで噂に振りまわされるのだろう。

 気にしなければいいとわかっているのに。

 私のことを悪く言われるのは覚悟しているけれど、慧は私や拓都が悪く言われる方が嫌だろう。そして私は、そんな風に私達のために彼が嫌な思いをするのが辛かった。


 そんな心にモヤモヤを抱えたまま、とうとう運動会当日を迎えてしまった。拓都は慧が見に来てくれると言うので、いつになく張り切っている。やはり嬉しいのだ。私も素直に喜べばいいだけなのに、取り越し苦労ばかりしてしまう。

 どうぞ、彼がどんな噂も耳にしませんように。家族が一日楽しく過ごせますように。

 そう願いながら、早起きして運動会のお弁当を作る。

「おはよー」と元気よく起きてきた拓都は、いつもより早い。余程運動会が嬉しいのか。

「おはよう。早いね。良いお天気だよ」

 台所から笑顔で挨拶を返すと、嬉しそうな拓都の笑顔が「ヤッター」と窓辺へ走り寄った。


「おはよ。莉緒に起こされて助かったよ」

 拓都に続いて慧が、八ヶ月になる莉緒を抱いて起きて来た。最近の莉緒はよく動くようになったので、ベッドから落ちるのを心配して和室に布団を敷いて川の字になって寝ている。

 いつもなら六時頃に目を覚ました莉緒に母乳を飲ませて一緒に起き、ベビーチェアーに座らせたり、おんぶしたりして朝の用意をするが、今日は寝ている隙に五時前に起きてお弁当作りを始めた。

 そして莉緒に起こされて助かったのは、今回初めて慧は運動会の場所取りに行くからだ。六時からの場所取りに、校門前で由香里さんと千裕さんのご主人と待ち合わせをしている。


「おはよう。ごめんね。莉緒、お腹空いたのね」

 慧から莉緒を受け取り、私は母乳を飲ませるために寝室へと向かった。彼は慌てて着替えると場所取りのために出かけて行った。いよいよ運動会が始まるのだ。



「いやぁ、話には聞いていたけど、場所取りは競争だね。親達の運動会みたいだったよ」

 帰って来た慧と朝食を食べながら、彼の興奮気味に話すのを聞く。初めて保護者の立場での運動会は、教師の立場から見るのとはまた違ったものなのだろう。

「場所はどの辺り?」

「西森さんがいつもの場所だって言っていたよ」

 いつもの場所と聞いて頭の中に校庭の様子を思い浮かべる。キャンプ用のテーブルをセッティングするため、トラックの周りの観覧席ではなく、校庭周辺の木々の木陰になる辺りだ。

 千裕さん曰く、観覧席は毎年この時期暑いから、木陰に場所を取り、子供の出番の時だけ見に行けばいいよ、とのこと。

 私は初めての運動会の時に、こう言われてカルチャーショックを受けたのだ。けれど、今回場所取りに行った慧は、教師時代にこの風潮を知っていたようで、特に驚いた様子も無い。

 今年は赤ちゃんもいるから、木陰は助かる。いい場所が取れてよかったと心の中で安堵した。

「拓都、いつもの場所だから、分かるよね?」

 昼食は保護者の所で取るから、いつもの場所なら迷わないだろう。

「うん、大丈夫だよ。陸君も翔也君も一緒だから」

 三年生になった拓都はもうずいぶんしっかりしてきた。食べ終わると、テンション高く「早く来てね」と言い残し、莉緒にも「お兄ちゃんがんばるからね」と顔を覗き込んでニッコリ笑い、出かけていった。


 ベビーカーに莉緒を乗せ、お弁当を持って徒歩で出かける。こんな風に近所を慧と莉緒と三人で歩くのは初めてだろうか。拓都と莉緒を連れて近くの公園まで散歩することは、時々あったけれど、車で出かける方がずっと多く、近所の風景をゆっくり見ることは少ない。

「おはよう。運動会、良いお天気で良かったね」

 ご近所のおばさんが庭から声を掛けて来た。

「おはようございます。本当に良いお天気でよかったです」

 笑顔で挨拶を交わし、歩いていく。慧が爽やかな笑顔で挨拶をすると、少し驚いた表情をする人も居る。まだまだ慧の存在は認知されていないのかもしれない。

 子供の頃から住んでいる所だけれど、世代が変わり、建て替えられた家や庭の植栽の変化など、新たに気づくことも多い。それでもどんなに周りが変化しても、生まれ育ったこの場所は私にとっての大切な場所。この場所でこれからも家族と共に過ごしていけることは、なんて幸せなんだと、横を歩く慧の横顔に感謝の眼差しを送った。

 そして、眩しい日差しと心地よい秋風を感じながら、私たちは学校までのひと時を楽しんだのだった。


 学校が近づくと、軽快な音楽と声援の声が聞こえてきた。高揚感に胸が弾む。去年よりもその気持ちが大きい気がするのは、やはり慧が一緒だからだろうか。

 校門を入ると人の多さと砂埃が気になったのか、慧が莉緒を抱き上げた。私は荷物をベビーカーに乗せ彼の後を付いて行く。見知った顔に会釈しながら進むと、周りから「さっきの人、守谷先生じゃなかった?」と聞こえてきた。


「守谷先生、お久しぶりです」

 数人の保護者が声を掛けて来た。その声を聞いて立ち止まってこちらを見る人もいる。分かっていたことだけど、慧を知っている人はまだまだ多いのだ。

「お久しぶりです。運動会日和でよかったですね」

 相変わらず爽やか笑顔で対応する彼。私もできるだけ笑顔をキープする。

「もしかして、守谷先生のお子さんですか?」

 彼が抱いている莉緒を興味深そうに見て尋ねる。

「そうです。お兄ちゃんの応援に来たんですよ」

 優しい眼差しを莉緒に向け、皆に笑顔で答える慧は、皆の「可愛いですね」の反応にまた微笑んで会釈してその場を去った。

 背後で噂する声を聞き流して、早朝から彼が取ってくれた場所へと急いだ。


「おはようございます」

 先に来ていた西森夫妻と川北夫妻に挨拶をする。

「おはよう。良いお天気でよかったわねぇ」

 『良いお天気』は今日の合言葉のようだ。


 場所取りの際に置いていたテーブルセットをセッティングした慧が、良く動くようになった莉緒のために、シートも敷いた。八ヶ月になった莉緒は、ハイハイやつかまり立ちをするようになり、ひと時も目が離せない。

 もうすぐ一歳になる川北夫妻の長女詩緒里しおりちゃんと莉緒と共に私達母親三人はシートに座り込んだ。父親達は椅子に座って、今日のプログラムを確認して、何処からが良い写真を取れるか議論している。

 もう拓都の写真も、慧にお任せしておけば良いと思うと、気が楽になった。

 そんな風に今までと違う運動会が始まった。


 拓都の出番になると、莉緒を抱いて見に行く。じっとしていない莉緒だが、「お兄ちゃんが走るよ」と指を差すと、分かるのか指の指すほうをじっと見ている。

「お兄ちゃん、がんばれー」

 莉緒の手を持って振ると、莉緒はキャッキャと喜んだ。

「莉緒ちゃん、応援上手だねぇ」

 千裕さんがニコニコ笑う。

「うちの子だって、お兄ちゃんがんばれー」

 由香里さんが負けじと詩緒里ちゃんの手を振る。詩緒里ちゃんも同じようにキャッキャと喜んだ。

 千裕さんが呆れたように、「親バカだねぇ」と言うので、皆で笑った。


 子供達の出番の無い間、皆でお喋りをしていると、我が家の地区の地区委員さんがやって来た。

「あの篠崎さんですよね? 保護者の地区対抗綱引きに、ご主人出てもらえないですか?」

 地区委員さんが私に問いかけるのを、慧が横から「分かりました。出ます」と即答した。それを見て、西森さんと川北さんが笑っている。

 先程、二人が綱引きに出る話をしていたばかりだ。毎年運動会へ来ている父親は事前に声がかかるが、当日メンバーが足りないと、地区委員が訪ね歩くのだ。

 地区委員さんはホッとしたように、手元の名簿にチェックすると、「宜しくお願いします」と戻っていった。

「これは、お互いライバルですね。でも篠崎先生は若いからなぁ」

 西森さんが苦笑する。

「いやいや、綱引きは経験とコツですよ」

 川北さんが負けじと言う。

「パパ、怪我しないでよ」

 千裕さんが釘を刺す。


 お昼になると、お兄ちゃん達が集まってきた。それだけで、莉緒も詩緒里ちゃんも大喜びで声を上げる。やっぱり子供は子供同士が良いのだろう。

 皆がお弁当を食べている時に、莉緒には離乳食を食べさせる。由香里さんも離乳食を持ってきていたが、もうあまり普通の食事と変わらない様だ。

 慧が食べ終わると莉緒を預け、私もお弁当を食べる。乳幼児のいるお出かけは、毎回大変だと思うけれど、慧と拓都の協力があるから苦には感じない。

 そうしていると、慧を知っている子供達が集まってきた。

「守谷先生、久しぶり」

「守谷先生、結婚したの?」

「守谷先生、拓都君のお父さんになったって、ホント?」

「守谷先生の赤ちゃんなの?」

 皆の質問攻めにあっている慧を、少し離れてどんな返事をするのかと、見つめる。

「皆、大きくなったなぁ。先生は結婚して、篠崎先生になったんだ。拓都のお父さんになったんだよ。それで、この子が莉緒って言うんだ」

 ニコニコと話をする慧は、先生というより父親の顔をしている。そうか、今日は父親としてきているからだ。

 私は何となくくすぐったい思いで、目を細める。


 子供達が自分達の席へ戻って行くと、午後の競技が始まった。

 莉緒は慧の腕に抱かれ、気持ちよさそうに眠ってしまった。どうやら、詩緒里ちゃんも眠そうにしているので、乳児はお昼寝タイムとなったようだ。

 私と由香里さんが子供と一緒に留守番していると、千裕さんは子供の出番になり、ごめんねと見に行くのを、私達は笑顔でいってらっしゃいと送り出す。

 気持ちの良い風の吹く木陰で、早起きしたせいか、私にもトロリと眠気がやって来た。そんな時に限って、莉緒はすぐに目覚めてしまう。続いて詩緒里ちゃんも起き出し、つかの間のお昼寝タイムは終わってしまった。


「もうすぐ綱引きが始まるから、行くよ」

 パパ達は戻ってくるとカメラを置いて、気合を入れて出かけて行った。私達は「頑張って」と送り出す。

「綱引きの写真は私に任せてね」

 赤ちゃんのいる私と由香里さんのことを考えて、千裕さんがカメラマンを申し出てくれた。そして、いよいよ私達も応援に出かけることにした。


 それぞれ地区毎にチームを組み、入場門からオリンピックの入場行進のようにトラックを回って入ってきた。選手達も応援の人々に手を振りながら歩いて行く。

 例年の如く、先生チームも参加しているが、知っている先生が転勤してしまったため、知らない顔ぶれが多い。去年拓都の担任をしてくれた広瀬先生も、今年転勤してしまった。


「ねぇ、あれ、守谷先生じゃない?」

「やっぱり、ここの保護者と結婚したって、本当なんだ」

「朝、赤ちゃんを抱いている守谷先生を見かけたよ」

「うわー、もう子供もいるんだ」


 近くで噂話をしている保護者の会話が聞こえてくる。私は複雑な気持ちになったが、このくらいの噂は仕方ないよねと自分に言い聞かせる。

 由香里さんと千裕さんがこちらを見たので、苦笑し合う。もう私達にとっては今更なことだった。


 いざ綱引きが始まり、慧の出番になると、つい力が入る。「パパ、がんばれー」といつの間にか声に出して応援していた。

 順調に慧のチームは勝ち進み、いよいよ西森さんのチームと決勝戦をすることになった。

「美緒ちゃん、負けないわよ」

 千裕さんが笑顔で宣言する。私も負けじと「こっちこそ」と言い返す。

 応援合戦にも熱が入り、見ている私達も綱を引いているような気分だった。


「虹ノ台地区の勝ち」

 審判が我が地区の名前を言った途端、選手達は立ち上がり笑顔でハイタッチしている。慧もメンバー達とハイタッチをして喜び合っている。

 私は拍手を送りながら、慧が虹ノ台地区の人々に受け入れられていることに嬉しくなった。


「美緒ちゃん、おめでとう」

「千裕さんの方こそ、ご主人お疲れ様でした」

 応援していただけの私達も声を掛け合っていると、由香里さんが「二人とも、応援お疲れ様」と応援に力の入っていた私達を労ってくれた。



 運動会が終わり校庭を後にする時、いつも興奮が冷めたような淋しさを感じていたけれど、今回はそれを分かち合える相手がいるというだけで、どこか温もりが感じられる。

「教師として参加する運動会もいいけど、保護者として参加する運動会は特別なものがあるな」

 帰り道、慧がポツリと言う。私は何と返してよいか分からず、慧を見て微笑んだ。

「綱引きに出て、良かったよ。地区の人に拓都の親として受け入れてもらったような気がするんだ。又父親達で飲みに行きましょうって誘ってもらったよ」

 慧も同じように感じていたことが嬉しかった。

「なんだか、やっと家族デビューできた気がするね」

 私がそう言って微笑むと、慧は「家族デビューか」と感慨深げに呟いた。

 結婚して一年半、私達家族の歴史が又一つ刻まれた。 



ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

この話をもって完結とさせていただきます。

長らくお付き合いくださり、ありがとうございました。

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