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オドデ様  作者: さたや
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はっぴーえんど

この物語を読むにあたって私のような人間を紹介するつもりはない。ただ物語を進めるために私のことを嫌でも知らなければならいだろう。なので少しばかり私の生い立ちを書く。ただ生い立ちと言っても何千グラムの肉の塊からの話ではなあ。しばしお時間をいただきたい。


幼少期私は都会で過ごした。親の関係で直ぐに田舎の山奥に軟禁されることになった。語弊だが軟禁である。コンビニエンスストアがコンビニエンスストアしていないような田舎だ。徒歩40分の道のりを毎朝小学生の頃は登校していた。大学生活は都会で過ごす!そう心に決め上京した。そんな私の上京して起こる様々な奇々怪界な物語である。


話の腰を折って申し訳ないが、読者諸君はオドデ様をご存知だろうか?彼は、、、と言っても人間ではない。かと言って幽霊という非具体的存在でもない。非具体的存在というのはあながち間違えではないが、あえて彼と呼ぶそのオドデ様は私の育った村の童話に登場する人とも鳥とも言えない神様のことだ。神様と言っても私が神だと思っているだけのことである。

下半身は人間、上半身はフクロウであるのような生き物である。ぼんやりとしか覚えてない絵本の中に登場する。私の家から30分くらいの折爪という山の湧き水の横に像が立っている。なんとも言えない不気味さを漂わせ、お前を見てるぞと言っているような眼力がまさしく不気味だ。


私の中にはもう1人の人間がいる。彼が現れたのは高校3年生の夏、初恋が無残に散った翌日だった。私は彼をオドデと呼んでいる。

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