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パリィタンクが往く、リーヴラシル・フロントライン  作者: ゼノ
空を見上げ叡智を知り、地を見て深淵を知る。
52/68

叡智と深淵の愛を舞え 9

AC6トロコン頑張ってました。ミシガン総長ぉおおおおおおおおお!!!

 カリュドーンを撃破した翌日。電車で家に帰った俺は、テンライの下に向かっていたソフィアから報告を受けた。お互い、疲れていたから朝に話すことなく帰ってしまったからなぁ……今日もリヴラインにインするつもりではあるが、鈴音姉さんのダンスレッスンを終えてからだ。


『結論から言えば、テンライは何も話してくれなかったわ』


「ほーん……」


『ただ、あの面を使うなら継承者に会えとは言っていた。つまり、あなたの出番よ、アオヘビ君』


「うす」


 叡智テンライと深淵テンライが話していたという継承者というのは、十中八九ティアラのことだろう。ティアラって本当に何者なんだろうか。テンライの弟子的な存在ではあると思うのだが、もう少し深い関係性だったりするのか……うーん、踏み込むには好感度が足りないと思うのだが、どうだろう?


『ところで武器はどう?』


「ああ、まだ調整が終わってないらしい。ドラゴスパイクは修理できたよ」


 懐かしい重さに心が躍るぞドラゴスパイク。お前はどんな強化派生があるのか楽しみだぜ。


『で、また二人っきりなわけだけど、どうする?』


「どうすると言われてもなぁ……二人でやれることはもうほぼ無いだろ。あってもレベリングくらいで」


『まぁ、そうなのよね。ティアラの調整が終わるまで、やれることもないでしょうし……』


 パワーレベリングとカリュドーン撃破によるレベルアップのお蔭で、ステータスはかなり向上した。スキルも色々覚えており、検証もしてみたいところだが……とりあえず、俺のステータスはこのようになっている。



 ――――――――――――――――


 プレイヤーネーム:アオヘビ




 レベル:53


 職業 戦士  Lv.29

 鍛冶師 Lv.10

 所持金:19000ギール



 体力:35


 魔力:25→37


 持久:122


 筋力:35


 敏捷:142→170


 技術:87


 耐久:5(15)


 幸運:20



 スキル


 バーストステップⅡ→バーストステップⅣ

 スカイウォークⅠ

 ドラゴンロア

 バーストランサー→バーストランサーⅡ

 バックスライサー→反転斬り

 スパイラルバースト→スパイラルバーストⅡ

 シールドバッシュ

 パリングカウンターⅢ→パリングカウンターⅤ

 エンデュアーアジリティⅢ→エンデュアーアジリティⅣ

 エンデュアーテクニックⅢ→エンデュアーテクニックⅣ

 草原狩り

 鍛冶魔法Ⅲ

 鍛冶呪術Ⅳ

 竜炎


 装備


 呪毒の槍

 闘士の籠手



 頭:道化の仮面


 胴:洞窟の胴鎧


 腕:洞窟の手袋


 腰:戦士の腰布


 脚:洞窟のレギンス


 ――――――――――――――――



 バックスラッシュが反転斬りなるものになっていたり、竜炎なるものを獲得していたりと、気になるもの増えたので、検証をしたいところだ。あとドラゴスパイクの重さに慣れておきたい。しばらく使っていなかったせいで凄く重い武器に感じてしまったので。


『とにかく今はあなたが鍵になるわ。お願いね、アオヘビ君』


「了解。全員がインできる日までに仕上げてくるよ」


 スパルタレッスンをやり続ければマスターできるだろ。鈴音姉さんのレッスンのお蔭で呪術の方はほぼマスターしてるんだ。深淵テンライから魔法の方も教えてもらって……あと四日か五日とはいえ、間に合うだろ。叡智テンライの舞と深淵テンライの舞は多分、どちらかを覚えていればある程度応用で踊れる舞だろうし。行ける行ける。――――いや、本当に行けるか? ちょっと厳しいのではなかろうか? ……ティアラを頼ってみるか。


『じゃ、私は明日ちょっと仕事があるから』


「あいあい。お疲れー」


 通話を終えて、スマホをベッドに置く。充電は問題なし。


「とりあえず鈴音姉さんのダンスレッスンだな……」


「その前に碧、ちょっといいかな?」


 おっと、目が笑っていない紅兄さんがエントリーだ。俺何かしたっけ……思い出せ俺……紅兄さんを怒らせるようなことをした覚えはないぞ……


「碧、いつから彼女ができたんだい?」


 ……ああ、そういうことね。彼女ができたのを伝えてくれなかったのをちょっと怒ってるというか、気にしているのか。姉さん二人を制御している俺に彼女ができたとなれば、二人がどういう軌道で暴走するか分からないから、事前に話してくれと言われていたし。


「彼女じゃないぞ? 友達」


「友達……?」


「うん。友達。確かにあいつ女だけど、そういう関係じゃないよ」


「――――そっか。ごめん、碧。兄さん勘違いしてたよ」


「ん」


 まぁ、姉さん二人がどういう方向性で暴走するか分からないのはよく分かる。紅兄さんに彼女が出来た時の驚きようと祝いようが明らかに暴走している感じだったから、俺に彼女ができたら紅兄さんに真っ先に報告していつ話すかとか、色々打ち合わせをしようと話していたのだ。……正直姉さん二人に彼氏ができたらまず俺と兄さんの面接が始まり、次に父さん、最後に母さんの面接が待っている。うちのヒエラルキー最強は母さんだ。母さん最強である。母は強しなどという言葉では片付けられないレベルで最強だ。


「ところでその子、どんな子なんだい?」


「んー……一言で言えば超綺麗な人。あと、勉強を教えてもらったりしてる。ゲーム仲間」


「ゲーム仲間……ああ、もしかして、芋デス? っていうゲームで会ったって人?」


「そうそう! あいつマジで強いんだよ」


 結構昔の話だというのに、よく覚えているものだ。こういう些細なことを覚えているのも、兄さんが彼女さんと長く仲良くしていける秘訣なのかも。


「リヴラインでも一緒に遊んでるんだけどさ、マジで廃人ここに極まれりって感じ」


「へぇ。僕はゲームが苦手だからなぁ。凄い友達がいるんだね」


「まぁ、ソフィア――――友人の名前ね。そいつ以外にも滅茶苦茶面白い連中ばっかりなんだよ」


 鈴音姉さんのダンスレッスンもいいが、昨日もゲームをぶっ通しでやっていたし、一度休憩してリアルを楽しむっていうのもアリだな。

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