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好奇心

塾へ通いだした

違う学校の子も来ていて

優子という友達が出来た。

優子はヤンキーで悪い友達も多い

一緒になって初めてタバコを吸った

臭いし喉が痛い!

こんなものお父さんはなんで美味しそうに吸うんだろう


でも大人の真似はカッコいい!

美味しくもないのにヤンキーに憧れてタバコを隠れて吸うようになる

その頃読んだ漫画

ホットロード

最高にはまって何度も読んだ

常にいい子でいるように躾にはうるさかった母親への反発もあってか悪いことをどんどん興味を持っていく



14歳だった

次に遊び感覚で楽しんでいたのが万引きだった


小さい時近くのスーパーで小さなお菓子を隠して見つからないように持って帰る

見つからないから何回もしていた。

でもある日お店のおばちゃんに声をかけられた。

マキちゃん。おばちゃん知ってるんだよ?

胸がドキンとして慌てて逃げて帰った

お菓子を持っていると友達が集まってくれる

それが目的だった


中学生になってからは違う

物が欲しかったんじゃない

スリルを楽しむのと学校で香水なんて持ってると友達が貸して貸して!って話しかけにきてくれる


親友だった真面目なユキコを誘いお金も無いのに空っぽのカバンを持ち、街まで電車で行き袋いっぱいに文房具やアクセサリーを、盗んだ。楽しかった

でも買ってあげてもいない物があることにお母さんは気付いた

「必要な物は買ってあげているだろう!!」

容赦なくひっぱたかれた

自分が悪いことをしていることを自覚せず、楽しいゲームを中断させられた気分だった

お母さんを睨み付け、なんだその目は!更に怒られる


またまた漫画を書き始めた

次は光GENJIとの恋愛をする小説に漫画も組み合わせたもの

女子同士で回し読みしていた

マキちゃん続き書いて!!

私って才能あるんじゃないか?なんて思い。

悪いことばかりしていた訳でもない、根は真面目だった

本気で悪い子供になりたかった訳でもなかった

その頃美術の時間でカセットテープに流れるお話を聞き

想像で絵にするという授業があった

やりだしたら物凄く集中する私はいつまでも書いていた


私の絵は県に提出するつもりでいた先生は声をかけた

せっかく上手に書けてるんだから今日はその辺でやめなさい。せっかくの絵が雑になってきてるよ


後で提出された海原にいる帆のついた大きな船の夕焼け空の絵は三重県で3位に選ばれた。

私の自信作だ


あの絵もお母さんが残していたはずだ


離れた市営住宅に住む女の子と友達になった

大分ぐれてて学校にも行ってなかった

盗んできたマニキュアなど化粧品をいっぱい持っていて化粧もしていた

シングルマザーでお母さんと2人で暮らしていた

また遊びにきて!

平日の学校の日なのに遊ぶ約束をした。ユキコを誘って学校に行かず遊びに行くことになった。


黙って学校休むなんて面白い!

当日の朝迎えに来たユキコは言った。

「やっぱやめようよ、学校ちゃんと行こう」

「約束したじゃん!!待ってるのにそんなのダメだ!行くよ!」

強引にユキコを連れて遊びに行った。

もちろん問題になった。

私は制服も規則通りではなく長いスカートに上はジャージ

ホットロードの真似してオキシドールで茶色く染めた髪

三つ編みをほどいてパーマみたいにして結ばない


生意気だと言う先輩も何も言わなくなった

担任の男の先生に指導室に呼ばれた

色々何か話をしたが印象に残った先生の言葉はこれだ

「お前、その、あれだ。体はクリーンか?」

どういう意味だろう


不純異性交遊はしていないかと言いたかったのだ


男の子と手すら繋いだ事もない

そんなことあるわけがなかったのに他人のみる目は変わっていく


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