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手紙
しんちゃんはまた飲んで今度は足を骨折したようだった
びっこを引きながら松葉杖をつき私の実家に会いにきた
誰も何も言わなかった。泊まって行くことになり、しんちゃんと2人でシングルベッドに寝て帰っていくことになった
帰り際に封筒を渡された
しんちゃんからの初めてもらった手紙だった
内容は
もっと家のことも手伝ってあげれば良かった
もっと一緒にいてあげればよかった
言わなくても伝わっていたかと思う私の気持ちを考えた後悔の、文章だった
もし帰ってきてくれるなら、今度こそ女遊びもしない
親に言われたら俺が守ってみせる
だからもう一度だけチャンスが欲しい
最後には
俺は死ぬまで世界中で一番マキと花子が大好きです
涙が溢れて止まらなかった
何度も読み返して泣いた
これを読んで元に戻らなければならない
でも戻る踏ん切りもつかない
戻ってまた同じになるのでは?
月日がたち
しんちゃんは離婚届にサインをして私の実家に持ってきて
何も言わずに帰った




