表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
60/329

命の大切さ

花子はおとなしい犬だった

ほとんど寝ている


1ヶ月くらいした頃だった

花子に触れようとすると、「キャイ~ン!」と泣いて飛び上がり、ゲージの中であちこちにぶつかり暴れ始めた

すぐに動物病院に連れていった


「あぁ…こりゃ助からないな」

ジステンパーという伝染病にかかっているとのことだった

すぐ購入したペットショップに電話をかけた


「死にそうなんです!」そう言うと、連れて来て下さいと言われた


買った時の箱が残っていたので、そこにタオルで巻いて入れて急いで向かった

箱の中でも花子は暴れていた


店につくと開店前でスタッフは床掃除をしていた


「お願いします!死にそうなんです」泣いて話すと

こちらも見ずに「今準備中なんで、そこ置いといて下さい」


それだけしか言われなかった

この伝染病にかかると店を閉めなければならないようだった


裏では段ボールに子犬が何匹も入れられ次々と伝染るそうだ


そんなすぐに死ぬなんて思っていなかったので、保証の保険には入っていなかった


店の人は代わりの犬用意しますんで。と言った


何日かして代わり見つかりました。と電話があったと思えば

ちょっと病気なんで、また代わりを探しますと言う

それが何回も繰り返された

次第に少し大きめですけど。と次に紹介されたのは誰がどう見ても売れ残りの成犬だった


馬鹿にしているのか??

これのどこが子犬なんだ

腹が立ってきた私は電話をかけて言った


お宅の店の犬は全部感染して病気なのではないのか?

次の犬もどうせまた死ぬんやろ!

散々言いたい事を言った後、「バイトで分からないので店長に代わります」と言われる

店長に代わり「ハイどうされました?」

今全部説明したばかりじゃないか!切れながらもう一度同じ話を説明した


店長は「代金は全額お返しします!どうかこの事は内密でお願いできないでしょうか」


後日店長は、家までお金の入った封筒を持って頭を下げ帰っていった

別のペットショップへ行き、この事は全部話してやった


小さな店だったが、まだ店に売りに出ていない子犬がいるよ!

ブリーダーさん紹介してあげる!


ついていくと庭には小さなシーズーの子犬が2匹追いかけっ子をしていた


そのうちの1匹が元気そうにウンチをしていた


「あの子がいいです!」


そう言って元気な3ヶ月の子犬を連れて帰ることにした


ワクチンがまだだから、終わるまでは外に出さないでね


そう言われた



名前は花子にした



しんちゃんのお義父さんがカブに乗って現れた


「店の客に見せるで連れてくでな!」

まだ外に出せないと、止めたのにお義父さんはカゴの中にポイッと花子を放り込んで去っていった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ