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お父さんが

朝4時ころのことだった

また早くから起こされ兄は起きてくる。

半身麻痺なのに手すりをつたい階段を上がってくる

「じいちゃんの為に手すりをつけたんじゃない」とぼやいていた

お父さんは「今から現場に行く!」と言った。お母さんを起こして「お前も仕事に行け」と言っていた

車はどこや!

もう無いと説明しても納得せず、兄は月極で借りていた駐車場まで連れていき、車は無いだろ?と見せてきた。

とうとうボケてしまったか?


でも後はいつも通りだった

お母さんはもう薬を飲んだのにまた飲ませようとしたり、お昼ごはんにと兄が用意した食事を、朝からお母さんにたべさせたりする。


お昼になると「何を食べたらいいのかしら」と言うので作って食べさせたりしていた

この日、「昼飯作りにきてくれ」と、兄に言われた。家から出たくないのに買い物にいき、自分のお金で材料を買う


「ごはんできたよ」そう言うとお母さんは、座って食べていたが、お父さんは「俺はメシは食わんのや!!」と怒りはじめた

食べているくせに、いつも何も食わんでも平気や!と言い、代わりに饅頭などを食べる


「少なめにしたからたべな」そう言うと、お父さんは、起きてきて「こんな量でも多いわ!こんなものこうしてやる!」と、皿を持っていきゴミ箱に捨てた


少しお酒の入っていた私は

「お前は感謝の気持ちというものはないんか!」と怒鳴った

「作ってくれてありがとうやろ!」「今はいらんで、後で食べるわな、とか何でいえやんのや!」「ぶっ殺すぞ!!」と言った

「お前が死ね!」と言われた

「残念やけどあんたの方が先じゃ」そう言うと「俺は120歳まで生きる!俺と競争するか!」と言った

「迷惑じゃ!」

「明日まで生きとったら殺したる」

そう言って帰ろうとすると

お母さんが「帰らないで!ずっと側にいて!」と言ってきた。


「嫌やね!!」


そう言って帰った。

頭に来すぎてまた昼から酒を飲んでいた


お父さんから電話がかかってきた

「マキちゃんごめんねぇ。お父さん言い過ぎた。でもホントにメシは食えんのや」と言っていた。

「そんなら何も食わんと勝手に餓死せえ!」と、電話を切るのだった


さすがにこの私の言葉がショックだったらしく、兄に言いにきていたらしい。


じいちゃんが飯も食わずにお菓子ばっかり食うで買ってこれんなぁ。と困っていた

じいちゃんからお前にこんなん言われたって落ちこんどったぞと言われるのだった

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