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KY

また越山さんがきた。

「あのね、私ね。越山さんが話すと皆が負担に思うからやめてねって言われてね」

そこから話が終わらない。

だから皆負担なのでは、ないかと思っていた。

やめてねって言われてやめれていないやないか!また友達にラインで話してラインしながら越山さんの話を聞き流していた。

友達には「ウザくない?」と、聞かれたが、途中でいつも看護師に中断され連れて行かれる。とまだ笑っていた。

また夕方になり、ちょっとうんざりしていた。

「あのね。私ね。空気読めないって言われるの」と言うので

「ふーん。KYなんやー」と、答えていた。

「お父さんにね。だからお前は嫌われるんだよって言われてね。悩んでるの」と言っていた。


「治らんのっちゃう?」と答えていた。

次の日は「あのね。私ねKYなの。」KYという言葉を覚えたか??と黙って聞いていた。

野口秀夫の偉大さを語り始めた


千円札の人ってくらいしか知らんわ。興味ねぇ。そう思っていた


「それからね、豊臣秀吉がね」


そこで止まって固まったまま目を閉じている


寝たのか??

良く分からん人だ。

看護師に捕まると困ると言いに言った。

こちらでも注意して見ておきますと言われるのだった


あまり続くと面白いのを通り越えてくる。

また話し出したので「ごめん、風呂」そう言って離れた


風呂を出て開けると越山さんが前で待っていた。

「ウワッ!びっくりした!」そう言うと、「あのね、それでね」そう続けるのを首にタオルを巻いたまま立って話を聞いていた


看護師が来て「楠本さんお部屋どこでした?」と言うのでこっちです。と、そのまま越山さんを置いて部屋まで行った


看護師さんは「もういいですよ」と、笑っていた

あ、そういうことか!と笑った

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