291/329
死にたい
また一人だった
今日もさっちゃんはいない
ご飯も作らなくていい
自分のためにご飯は作りたくない
別に何も食べなくてもいい
また焼酎を飲んでいた
色んなことを考えていたら、このまま死ねないだろうかと、心の底から思った
生きていても苦しいだけだ
どうせ私は一人ぼっちだ
いつか幸せになんて、永遠にない
どうやって死のうか
首吊りは嫌だ。手首も切れない
きっと今なら何も怖くないはずだ
お母さんの言葉を思い出した
「親より先に死ぬことだけは許さんぞ!それが一番の親不孝だ」
そうだ
お父さんお母さんより先に死んではならない
その後でもできる
さっちゃんがいなくなってからでもいい
そう思い、たださっちゃんが帰ってきてくれるのだけを待っていた
「ママ一緒に寝ようね」そう言っていた小さい頃のさっちゃんを思い出していた
ママにはさっちゃんがいるよ
3歳のさっちゃんが言っていた




