携帯電話とコンタクト
小さい時からさっちゃんは顔が着くぐらい近づいて、絵や字を書いていた。目が悪くなるよ!と言っても治らない。授業参観では先生が歩きながら、さっちゃんの頭を上に上げていく。
視力検査で引っ掛かり、眼科に連れていった。相当視力が悪いようでメガネを作ることにした
兄にはアラレちゃんと呼ばれ笑われていた。学校でもメガネをして登校すると、皆に笑われるのだった。
携帯も、子供携帯など持たせる親も増え、中学生になると、さっちゃんもスマホ欲しい!!と何度もおねだりされ、そんなものはいらん!と却下し続けた。
私の携帯で、友達と連絡をするようにし、土日は友達とライン出来るように携帯を置いて仕事へ行っていた
ママがいいと言った相手だけ、連絡先交換してもいいと言ってあった。
友達と何かトラブルがあれば、私が見れるのでさっちゃんに来たラインは、読んでいた
親の携帯であると言うことを忘れたか?と、言いたくなるくらいの暴言など、かなちゃんは送っていた。その都度さっちゃんが謝るラインを私は見ていた。
「はい」ただそれだけの返信を送るのも、さっちゃんは悩み、たった2文字の言葉を返事するのに、何分かかるのか?理由を言えと責められていた。
これは、まだ私が何も言わず見ていた時の話だが。
中学生になり、バスケするのにメガネは危ないからコンタクトにした方がいいよ!と先輩に言われたのでとお願いしてきた。
近くの眼科へ行き、コンタクトにしたいと相談すると、コロナの関係でそれは出来ないと断られた。
しばらくメガネで行かせていたが、姪が私の行っている病院なら、多分できるよ!と言うので遠いが連れていった。
目の中にコンタクトを入れる練習に行って最初は、出来なかったができるようになった。
あんなちゃんが子供携帯と普通のスマホと2台持つようになり、さっちゃんはますます携帯が欲しい!そう言っていた。
部活のグループラインが出来、一人だけ「マキ」という名前で参加する。
皆にママの携帯だけど、さつきです!と自己紹介をしていた。
2年生になり、さすがに皆、携帯は持っているようで「お願いママ!もう持ってないのさっちゃんだけだよ」
そう言われ可哀想になり、ちょうど自分の携帯の不具合でSoftBankに行く用事があったので、さっちゃんを連れていった。
自分の用事がすみ、「それと、この子に一つ携帯を、持たせたいのですが」
そう話したことは、さっちゃんは諦めていた時のもの凄い感動だったと話していた。
さっちゃんにもプライバシーはある。
もう中身を探るようなことは辞めようと決めた。
さっちゃんと何かあった時に連絡もとれるようになった。




