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入院してから

「私はどこも悪くありません!」

そう反抗した

先生は入院の同意書にサインをと、用紙を渡してきた。

その紙を手でくしゃくしゃにして、先生に投げつけた

先生は黙ってその紙を拾い、広げ直す

ついたのはもう一つ

アルコール依存性だった


「病気だと言うのならいつ治るんですか?私は仕事に行かなきゃならないんです」

そう言うと先生は「2年はかかる」と話した。

お母さんもお姉ちゃんも入院して欲しいと言う


どうでも良くなり「分かりました」そう言って同意書にサインをした


「いいもん。私はテレパシーが使える。後でお兄ちゃんにテレパシーで迎えに来てって言おう」

そう思っていた

部屋に案内されベットに寝ていたが、ずっとお兄ちゃんに交信していた

お兄ちゃんから返事が帰ってきた

「今からいくで待っとれよ」そう言われた

「早くきてね!」そうして待っていたが中々来なかった


しばらくして「ついたけど誰もおらんぞ」と言われた

朝になり病院の前で死んでいる兄が見えた

「お兄ちゃん!!」

その辺はもううろ覚えである

薬を飲み食事して寝る


これが繰り返される

外にも出てはいけなかった

携帯も自分で壊したのだから誰にも連絡できない


早く職場に戻らないと、自分の仕事が無くなる!

こんなとこで寝ている場合じゃない!と思っていた


2週間ほどで何も聞こえなくなった


先生は「どうしますか?」と言った

私は「すぐにでも退院させて下さい!」と言った


薬を処方され職場には、復帰したいと連絡した

「いつからこれますか?」そう言われ「明日からでも!」そう言って、もう一度働き始める


前のように通勤出来ず、仕事に行く前はソワソワして後何分したら家を出ないとならないか

何本もタバコを吸う

薬で落ち着かせるが、どうしてもおかしいと思ったら、もう一錠飲んでもいいと言われていた。

入院したせいか、勤務時間が減らされ、出勤日数も少なくなるのだった


お金を稼がなければならない

仕事をもう一つしなければ。そう考えていた

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