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妄想の中

姪が「マキちゃん」と心配そうに手を握っていた


台所にいる父と母が誰か分からず近所の桐山さんという人だと勝手に思った(桐山さんという人はいない)

「桐山さんってうちのお父さんお母さんに似てますね」と私は話していた


次はふすまにお経が書かれていて上から流れて、動いているのが見える

「見て!あれ見て!」1人で騒ぐ

隣の和室にはご先祖様の写真が飾られているが、そのもう一代前の血だらけの写真が、揺れながら天井から降りてくる|(そんなものは存在しない)


飼っているインコが言葉を話し始めた

「ミカのバーカ」と言っている


「ねえ!この鳥話せるよ!ミカのこと、バーカって言ってる!!」

次に覚えているのは押さえつけてる兄の顔だった


思い出した!私は一度この人に、殺されてもう一度生まれ変わったのだった!

「お前が殺したのか!!」

そう苦しみながら言っていた


多分仕事は休みにしたのだろう


布団の上に座る地面が船の上にいるように、揺れている

今、家の外は火の海だと思っていた

いつか死ぬのが怖い

ずっとそう思っていたのが、突然死ぬのは怖くない、ちゃんと次のステージがあって皆そこで幸せに楽しく暮らしている


なあんだ!そうだったのか!

真っ赤なポルシェで野田さんが迎えに来た

「社長お迎えに上がりました」と言う。私社長だったのか?ケーキ屋の厨房に変わっていて、大きなスクリーンに私が写る

しばらく楽しかった


ふと酒を買いに行かなきゃと思い、車のキーを取り玄関へ行く

「行ったらあかん!!」

全員に止められるのだった

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