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フランス料理店

ラウンジとは違い、モーニング、ランチ、ディナーとあり

夜は本格的なコース料理。お皿を4枚持つ練習

接客のマナーなどを習った

とにかくランチタイムは忙しかった。

でも忙しければ忙しいほど達成感があり、やる気満々で頑張った。

仕事は真面目にしている

高校中退だからと思われたくない!がんばるぞ!

この仕事が好き!


幸子は朝食の勤務が終われば昼頃、私の職場にガラス越しに手を振り、私を呼んで立ち話をするようになった

仕事中なのに!

言えずに話を聞きながらどんどん幸子に腹が立ってきていた。何で?いつも仕事中に呼び出すの?


人のことなんて考えていない。

言わないとずっと続けられる

サボってると思われたくない!


「仕事中だからこういうのできない、ごめん」

そう思いきって言うと物凄く幸子は怒って帰って行った。


フルコースの新メニューが出ると試食させて貰えた。

美味しい!こんなの食べたことない!

世の中にはこんな美味しいものがあるのか!感動した。お父さんとお母さんにも食べさせてあげたい!

私は父と母を誘いディナーをご馳走した。

父は「焼酎はないのか」と言っていたがビール程度にして貰った

1皿1皿順番に運ばれてくる料理

それが楽しいのに父は1皿食べるごとにタバコを吸い

料理が少しずつしか出て来ない!

もっと一辺に出せないのか?

と言っていた。父と母で出かけることはまず無い


お母さんは初めて食べる料理を嬉しそうに食べていた。「マキちゃんありがとうね。御馳走様!」

嬉しかった


ある日のことお母さんが言った

「マキちゃん商品券があるの。職場の人を連れてホテルに食べに行きたいんだけど予約できない?」


お母さんがお客様で来てくれる!これはいいところを見せないと!

凄く嬉しかった。


当日お母さんは、同僚を連れて6人でランチコースを食べに来てくれた。

「母がいつもお世話になってます」

挨拶に行くと母はとても嬉しそうにしていた

グラスに水を注いで回った

一人のおばさんがフォークでグラスの水を混ぜていた

よくお箸を水につけるやつだ

「ここはホテルよ。やめなさいよ」一緒にいる人が恥ずかしがって注意した


私は笑顔で新しい水と交換した。

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