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外へ

外出していいと言われた

「さっちゃん公園へ行こう!」そう言って施設の外へ

手を出すと、小さな手で私の手を握った

「繋いだこの手は2度と離さないんだ!」そう強く胸に刻んだ

外に並んでいる自転車を「あーか」「みじゅいろ!」「しーろ」

歩きながら一つずつ言っている

さっちゃんにはこだわりがあるのか、クレヨンも決まった通りに、必ず並べる。私が適当に戻すと、一旦箱をひっくり返して「くろ、ちゃいろ」順番に言いながら並べ直すのだ


公園について、2人でベンチに座った。

空をみて「ア、ヒコーキ」とさっちゃんが言った

一緒に空を見ていた


施設では抱っこもおんぶもしないで下さい!と言われた

他の職員にも抱っこを求めだし癖がつくと困るという


どうやって仲良くなれというのか


木の枝に咲いている花を見せてあげようと抱き抱えたら、「やめて下さい!」と、すぐ注意されてしまうのだった

「最近さっちゃんね、お昼寝から起きたら柏木さんがいないので探していますよ」と聞いた

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