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入院
病院までは豊くんが乗せていってくれた
一週間後くらいには九州から豊くんの両親が、車で向かってくれることになった
気力がなく掃除ができなかった
お義母さんは、とても綺麗好きでこの汚い家を見たら驚くだろうと思ったが。もういいそれ所の精神状態ではなかったと、思って欲しい
病院について豊くんとはお別れした
七階の女性のみの癌病棟だった
6人部屋に案内され私は真ん中のベットだった
隣は80代のおばあさん、もう片方は私より少し年下の女の子だった
挨拶してベットに座った
今まで長い間、働き詰めに働いてきた
休みをしばらく貰えたのだと思おう
そう思った
入院しても兄との、電話のやり取りは消灯まで続いていた
お母さんは、会いにいってあげられなくてごめんねと言った
友達には皆癌で入院すること
できれば会いにきて欲しいとメッセージを送った
中には何と言えばいいのか分からず距離をおいてきた人もいた
豊くんのお姉さんは、「マキちゃんは運がいいはずだから大丈夫!」そう励ましてくれた
病院では、手術までに血液をとり何度も保管していく
輸血はせずに自分の血を使って手術するのだと先生は話した




