表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
12/329

家から出て歩いていた。

そこに中学の同級生太一と拓磨がいた


「ここお前んち?汚ったねぇの!」

そう言われて恥ずかしかった。


家に帰り母に言った。


何でこんなに汚い家なの?

友達も呼べない!!


それがきっかけかどうかは分からないが、母は新しい家を建て直すことにした

今の家も買って、次も新しく建てる

長いローンを組まなければならない

73歳までのローン。それまで働き続けなければならない

兄が支払いには協力すると言ったらしい

家を取り壊す事になり私達は

父のつてで住まいを借り、引っ越すことになった

幸子の家の近くになった


それからは毎日学校の帰りには幸子の家に行くようになる

幸子は学校にこなくなった

家でシンナーを吸っていたようだ

学校に行こうよ


幸子は行かなかった


幸子の家に泊まりたい!

「お母さん!お願い今日泊まってもいい?」

「幸子はお父さんが死んじゃって可哀想な子なんだよ!」

幸子の家から電話をかけ何度も頼んだが許してもらえなかった

父と母が幸子の家まで迎えにきて渋々帰ることになった


幸子の家で皆集まって缶ビールを飲んだ

お父さんが飲んでた臭いやつだ

酔っ払って自転車で歌いながら帰る

楽しい!


家までついてきてくれたタケちゃんと笑いながら帰った


幸子の家で「マキちゃんタケと付き合いなよ。いいやつだよ。タケもマキちゃんって話しやすいいい子だねって言ってたよ」


好きじゃなかった

また断れずにタケちゃんと付き合うことになる


もうすぐ私の誕生日だった

タケちゃんと遊ぶ約束をした

でも何の連絡もなくタケちゃんはこなかった

幸子の家に行き、皆がいた

「ねえ、約束してたのにこなかったんだよ。最低ちゃう?」

そういうと皆がシーンとなった


「実はタケはバイクで車と事故にあって…」 

「今病院の集中治療室にいる」

「お前に誕生日プレゼントに指輪を買って帰る途中だった」

「まだ意識が戻ってない」


彼女なんだから毎日病院に行かなきゃ!そう皆に言われた

戸惑いがあった

タケちゃんのことはいい人だと思う。そのうち好きになるかもと思っていたが、それ以上の気持ちがない

曖昧だった心がハッキリ分かった


誰にも言えず病院にお見舞いに通うようになった

タケは腎臓が1つなくなった

ICUで暴れて首から血を吹き

「水をくれ!!」

そう叫んでいたそうだ

「俺三途の川を見たんだ」

「綺麗な小川があって花がいっぱい咲いてて」

「とにかく喉が乾いていて小川の水を飲もうとしたら、突然誰かに後ろから首の襟を思い切り引っ張られて、そっちにいったらダメだ!」

って言われて、気が付いたら病院にいた。とタケは話した


三途の川は本当にあるんだ。

そう思った

そこまでの気持ちが無いことを言えずにまたお見舞いにいったある日タケが言った

「もう無理してこなくていいよ。好きじゃないんだよね」


気付いてたんだ!


タケちゃんごめん

こんな大変な時に

指輪まで買ってくれていたのに

私は最低だ


でも自分の気持ちに嘘はつけない

タケちゃんとお別れすることになった


たまり場にきていたともくんとひろくんは有名な暴走族に入った

学校も中退してしまった

パンチパーマに鉄パイプ特効服に

改造された単車

毎日パチンコ


幸子はともくんと付き合うようになり学校もやめてしまった


私はまだ学校へ行っていた

帰りには幸子の家に寄った

そこでヤンキーの女の子の絵を書いた

見ていたひろくんは

「上手いな!」そう言って笑っていた



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ