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引っ越し

ある日ドレッサーの引き出しを開けようとしたら、中が紙くずだらけでカサカサッと何かが動いた

慌てて閉めた


何かいる!

夜寝ていたらシンクの辺りで、走る音が聞こえる


ネズミ!!

ドレッサーの引き出しの中に、子供を産んでいたようで、親がシンクを走っていたと思われる


お母さんに相談してきてもらった。

物で溢れ帰った、家を見て、何でこんなに汚なくなるのかと呆れていた


ネズミがいる家になんて住めない!

少し家賃が上がっても、支払いはできそうだ

引っ越ししよう!そう決めた

家に帰ると、花とネズミが動かず固まって見つめあっていたり

布団の上にネズミの死骸が、仰向けにひっくり返っていたりして、身の気もよだつくらいだった

豊くんは「この家慣れたし、平気だから引っ越さなくてもいい」と言っていたが私は絶対嫌だった


豊くんが求人情報を見て

「ここ、面接行ってみようかな」

「年収1000万以上も行けるみたい」と言った

面接へ行き採用が決まった


私も昼間の仕事に変えたかったのでパチンコ店の仕事は辞めることにした

次は何しよう

どうせやるならやったことないのが、いいな

事務かぁ。

応募してみよう!

派遣会社に登録して車のディーラーで、営業事務として働くことになった


引っ越し先は豊くんの仕事場の近くにしようと、ある物件を見つけた。

やり取りしている最中に、豊くんのおばあさんが亡くなった

来るのは豊だけでいいと言われ、私は一人残った



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