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お父さんとお母さん

宴会場を借りて身内だけのお祝いをしてもらった

豊くんのおばあちゃんに初めてご対面した

握手した

優しそうなおばあちゃんだった

皆で地元の民謡か何かを、踊っていた


無事宴会は終わった

夜は景色の綺麗な、お勧めの店へ皆で向かうことに


マキちゃんのご両親はホテルにいて貰えばいいんじゃないか?とお義母さんに言われたが

知らない土地でどこへ行けばいいのか分からない


折角来てくれたんだから一緒に連れてってあげよう。

そういって食事し、翌日観光にも連れていくことになった


マイペースなお父さんは、人に合わせない

皆で来ているのに、一人で勝手にどんどん歩いていき

「おーい!ここに店があるぞ」などと指揮を取ろうとする

連れてきてもらっているのだから大人しくついていくべきである


お母さんが2人で旅行にいっても一人で勝手に行って一緒に歩かないから嫌だと言っていたのが、これだ

「マキちゃんのお父さんは変わってるなぁ」

一番触れられたくなくて気にしている部分だった

そのお父さんに、一番似ているのはお前だと言われいつも嫌だった

夜はお父さん達はホテルに戻った


部屋にお義母さんの友達という人が、入ってきて「是非ご一緒に」と、お父さんに酒を注ぎに来たらしい

お母さんは知らない人といるのも嫌だし、お父さんがお酒を飲むのが嫌だったので、断ったらしいが「いいじゃないですか!私、いつも豊のお母さんには世話になってるので恩返しのつもりで」

そう言ってお酌し、出ていかなかったらしく

案の定酒の入った父は、愚痴をはじめ、絡んで最悪な夜になった


翌日、豊くんの後ろに立っていると、その友達がきて「ちょっとゆうくん!マキちゃんのお父さんが大変でえらい目におおて!迷惑したわぁ」

後ろで聞いていてとても恥ずかしい思いをする


帰りの飛行機に乗るのに、遅れて時間が迫っていた

お父さんとお母さんは、酒で醜態を見せたことで言い合いになっていて、お父さんはお母さんを突き飛ばした


「痛い」お腹を押さえているお母さんを立ち上がらせ、「歩ける?」そう聞いた


「早よせんか!!」とお父さんは一人だけ先に行ってしまった


お母さんは、この時、肋骨を折っていたのだった

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