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自分勝手

それからは、いつもの生活が始まった


良く仕事が終わると会長は、皆を誘い食事をご馳走してくれた


「マキちゃん今日飲みたいでしょ?帰り運転してあげるから飲んでいいよ」豊くんにそう言われた


注文をとる

「ビールの人!」そこで「ハイ!」と豊くんが手を上げた。

手を上げようとして、すぐおろした。

話が違う

「あ、烏龍茶で」そういうのだった


付き合い始めた時、飲みに行った店でも、メニューを見せてくれない!

「何食べる?」など言いながらこれ美味しそうだね。とか選ぶのが楽しいはずだ

豊くんは、これとこれとこれ!と、自分が食べたい物だけ注文する

「私もメニュー見たい!見せて見せて」と手を伸ばすと、届かないようにメニューを遠ざけられる

変わってるなぁと思った


男らしくリードしていることなのか??と思った


仕事で疲れはてて帰る途中、運転しながら私が疲れたから今日は外食したいと言うと

「家で食った方が落ち着くし楽!」と断られる

あなたはね!

帰ってから作るのは私だ

それがえらいから言っているのに

伝わらない

何でも自分が決め、私が言いなりになる

休みで家にいるのに雨で洗濯物が濡れていようが何もしない

帰りにマック買ってきてと言い、自分で行った方が早いのに、私が帰ってくるまで待ち続ける

「俺らって喧嘩したことないよな」

そう言われて私が合わせているだけだからと思っていた

しんちゃんの場合は、私が怒って言いたい放題言って、しんちゃんが謝る

だったけど、豊くんには細心の注意をはらって話さなければ、いつ噴火するか分からないのだった

とにかく謝ることが嫌いな人だった


しんちゃんの時のように、ソウルメイトと言うのか?心が通じ合っていると実感することはなかった


テーブルに足を上げ

「靴下履かせて」

靴下も自分ではけやんのかーい!と心の中では、突っ込むが言えないでいた

亭主関白を気取りたかったのかも知れない


自分が選んだのだから、仕方ない。そう思っていた

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