【清掃日誌51】 罰
結局、騎士カディロフの介錯は俺が行う流れになった。
『いやいや!
介錯などした事はありませんよ!
第一、軍事教育を受けてませんし。』
「人を斬った経験は?」
『刺した事なら…』
「相手はどうなりましたか?」
『死にました。』
「相手は民間人?」
『職業軍人の方です。』
「貴殿は無傷?」
『まさか。
こちらもちゃんと刺されましたよ。』
「おお、なら立派な戦士ではないですか!
介錯人としての資格は十分ですよ。」
『…お言葉を返すようですが、カディロフ卿。
自分は異邦人ですよ?
しかも貴国で言う所の黒鍬者です。
貴方の名誉を汚してしまいます!』
「…縁のある者、仲の良い者は殆ど死んだか、獄中です。
そもそも私は平民の出。
貴族出身者と違って、介錯を頼めるような相手があまり居ないのです。
セルゲイ様に意趣を持っている訳ではないのですが…
大殿を追捕した側にこちらから介錯を頼むのは、帝国の常識ではあり得ないので…。」
『消去法で、自分しかいない、と?』
「散々迷惑をお掛けしておいて…
お願い出来た義理ではないのは重々承知しております。
それでも切腹にあたって介錯人も用意出来なかったとなると…
泉下の大殿に恥をかかせてしまいます。
それだけは我慢できません。
何卒、御恩情を賜れないでしょうか?」
歳を取ると苦手な仕事、嫌いな仕事ばかり回ってくるよな。
…いや、違う。
今までの俺がガキだったから、本来果たすべき義務から逃げ回っていただけなのか。
『…承知しました。
もはや何も言いません。
不肖の身ではありますが、誠心誠意務めさせて頂きます。』
「…感謝致します。」
そういう遣り取りがあったので、各所を回って介錯人を務める事を宣言。
俺は異邦人なので何枚かの同意書にサインさせられた。
《介錯時の受傷事故、若しくはその後にPTSD等を発症したとしても全て自己責任である事を理解しております。
如何なる異議も申し立てません。 また、一切の補償を求めません。》
といった趣旨である。
どうやら昔、王国人に介錯を任せた時にゴネられた経験があるらしい。
当然、セルゲイ氏には最初に裁可を仰いだ。
叱責を覚悟していたが、意外に賛同してくれた。
「貴方であれば
きっと皆にとっての名誉でしょう。」
俺は家業が自国においてさえ差別される立ち位置であること、生来の臆病者であり武人の作法に立ち入る資格を男として持っていない事を改めて申告する。
「ポールソン卿。
貴方にはその資格があります。
誉れ高き騎士であるボグダーノフ・カディロフ両名が既に保証しております。
そして私も。
…我々の望みを叶えては頂けませんか?」
…務めるしかないだろう。
相応しくない事は自分が一番分かっている。
だが、避けては通れないのだ。
俺はカディロフに太刀の扱い方を学ぶ。
据え物斬りなどは未開の蛮習として唾棄していたが、それも行った。
刑死体はどうしても斬れなかったので、病死した牛の首を4つ落とした。
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古廟。
死装束の騎士カディロフは墓前の主君に詫び、新領主セルゲイの気遣いに謝し、朗々と辞世を詠むと、古来の作法に従い腹に七刀を走らせた。
『ッッ!!!!!!』
首は右前方に転がって止まった。
介錯として決して成功の部類には入らない。
だが、悪いものでもなかったらしい。
後で皆が肩を叩いて労ってくれた。
忠勇の士の遺骸は、生前の希望通り主君の隣で眠る事を許された。
勿論、この結末に納得した訳ではない。
無意味な死である。
社会に対して何一つ寄与しない虚礼である。
だが、それでも。
彼らの生き様・死に様を美しいと感じてしまった。
自分もそうありたい、そうあらねばと思い至ってしまった。
正しいのはこちら側の世界なのだ。
「ポールソン卿。
…色々と申し訳ありませんでした。
ですが、これで騎士カディロフの名誉が守られました。
1人の帝国軍人として、深く御礼申し上げます。」
『いえ、恐縮です。
もしも、俺が少しでも役に立てたのなら、光栄です。』
騎士カディロフの遺族は、保護こそはされないものの追撃は免れるらしい。
ミハイル氏の遺族は帝都に護送される。
男子の処分は未定だが、女子は高い確率で生存を許されるとのこと。
ミハイル氏の形見分けに呼ばれたので、遺品の積み込み作業を手伝う。
故人の私物をどれか受け取るように頼まれたので、寝室に置かれていた《騎士典範》なる書籍を譲って頂いた。
かつて彼が士官学校の教官職を務めていた時代に、この書をもって若き候補生達に士道を説いていたとの事である。
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その後、関係者の葬儀が執り行われたので献花式にだけ参加させて頂いた。
トハチェフスキーの名跡を継いだセルゲイ氏が恩赦を発表し、投獄されていたミハイル派が全員釈放され、新領主への謁見を許される。
人々は葬儀の涙を拭い、新体制のスタートに挑むのだ。
釈放者の中に、騎士カディロフの従卒を務めていた少年が居たので再会を喜び合う。
その縁もあり、少年の両親に招かれて自宅で夕食を御馳走して頂いた。
たまたま鶏料理の話題になったので、鶏皮プルス誕生の経緯を報告した。
「自由都市なんて、この世の富を集めたような場所だと聞いていたが。
そんな街でも飢饉があるんだな。」
『富の総量は多いと思います。
適切に分配されていないだけで。』
「君は帝国に生まれなくて良かったなあ。
その率直さなら、すぐに縛り首だ。」
一家と共に大爆笑する。
その後、集落の老婆(祈祷師兼民生委員)が鶏皮プルスの話を聞きたがったので、記憶を辿って大鍋で作って貰う。
レーヴァテインのものとは異なっていたが、酪農業が盛んなお国柄だけあって、チーズ風味の濃厚さが予想出来た。
きっと、かなり質が良い。
「大袈裟だよww
越冬用のチーズを放り込んだだけだよ?」
『いや!
本当ですって!
ここまで帝国に色々な種類の乳製品があるとは知りませんでしたもの。』
「でも、ジェリコやソドムから来る商人さん達は買い取ってくれないしねえ。
やっぱり大したことないよ。」
『いえ!
パッケージングで損してます!
いや、本当に!
包装が同レベルなら、ロイヤル・ジェリコと同ランクで出せますって!』
「ははは。
自由都市の人は本当にお上手だねえ。」
そんな何気ない数日。
俺にとっては掛け替えのない宝物である。
「誉れ高きことですな。」
モロー銀行の老職員は、俺の背にそう投げ掛けた。
会長の秘書室長という立場で発せられる言葉。
そのうちの何割が皮肉でないのかは見当もつかない。
『皆様にはご迷惑をお掛けします。』
「口ではそう仰るが
公益に寄与していると自負されておられるのでしょう?」
『ただカネを貸すよりは、余程。』
「…その発言を撤回して頂きたい。」
『…。』
「撤回して頂きたい!」
『返済困難な相手に高利でカネを貸す事が果たして支援なのでしょうか?
そこで生まれた軋轢が結局は争いの元になっている側面もあるのではないでしょうか?』
「ポールソン専務!
その発言…
会長にも頭取にも報告せざるを得ませんよ?」
『どうぞご自由に。
クレアお嬢様の御叱責を賜ることも覚悟の上です。』
「…その点は心配せずとも構いません。」
『?』
「いずれにせよ過度に帝国を賛美する発言は慎まれますように。
帝国に到着して以来、貴方の言動に触れさせて頂きましたが
あまりに帝国に寄り過ぎております。
このままでは本国で危険視されますよ?」
『俺は…
彼らの実践する騎士道に感銘を受けているだけです。』
「それが危険だと申し上げている!!!
貴方はもっと賢明な方だと思っておりました。
会長も頭取も高く評価しておられるだけに残念です。」
『みんな見る目がない。』
「御二方はその慧眼で貴方を評価して来られました。
ですが、これからも同じ待遇を得られるとは思わないで頂きたい。
我々に誤魔化しが通用しないのは御存じですよね!?」
秘書室長との会話はこれだけである。
以降は別行動をとったので、それ以上の心中は測りかねる。
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帰国の約束を大きく過ぎてしまったが、新領主セルゲイ・トハチェフスキー公爵の諮問には可能な限り回答しておいた。
特にワカメ問題。
内陸国の帝国が唯一保有する内海に被害が及ぶ可能性があったので、公爵の幕僚団(多くはミハイル氏からの引継ぎだが)も交えて我が国の現状を報告する。
但し、こちらの主張も当然行わせて貰う。
特にヒグマ・ヒッポーの被害。
我が国の国民に多数の被害が出ている以上、看過は出来ない。
無論、私人の立場でしかない俺に言える範囲などたかが知れたものだが。
それでもこちらの忌憚のない民意を伝えておきたかった。
帝国の外交方針に対する不信感は当然消えない。
だが、無用の齟齬があるのなら、解消に努めるべきではあろう。
最後にレジエフ家の処遇について尋ねた。
公爵が答えにくそうな雰囲気を出していたので
『私事なので拘泥はしない。』
と断りを入れておく。
「私事?
オレグ・レジエフと御友誼を結ばれたのですか?」
『いえ、その娘が友人の友人なのです。』
「…ああ、なるほど。
申し上げにくいのですが、レジエフ被告が持ち出した国費はあまりに膨大です。
極刑の他に求めようがありません。」
言うまでもなく帝国における極刑とは族滅を指す。
『ああ、別に赦免を求めている訳ではないのです。
自分も… 我が国の要人があんな振舞をすれば到底許せないと思いますので。』
「率直に申し上げます。
《横領資金を返還せよ》
の他に彼に掛ける言葉がありません。
恐らく陛下も同様の御意見をお持ちでしょう。」
『…本人に伝えても宜しいでしょうか?』
「…それは、どうぞ。
ただお分かりだとは思いますが、返還されたからと言って被告の罪状が消える訳ではありません。
こちらは粛々と対応を続けるだけですよ?」
『重々、承知しております。』
「…それでも。
我が国の国民感情が返還する事で悪化はしないでしょう。
これは独り言ですが、もしもそんな珍事が起これば
何かのターニングポイントになるやも知れませんし。
少なくとも外交上の端緒とするように陛下に進言するつもりです。」
俺はただ深く頭を下げた。
新公爵の立場とて非常に脆い。
これ以上、些事で彼を煩わせたくなかった。
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固辞したが公爵閣下からは馬を贈られた。
流石に2度以上は断れなかった。
『閣下。
アネクドートという馬の持ち主を探して頂けませんか?
スミルノフ准将閣下の旗下に居られた古参の方の乗騎です。
最近の対首長国戦闘でお亡くなりになられたなのですが。』
「何故、貴殿が?」
『自陣にて介錯を頼まれたのですが…
どうしても彼の身に刃を立てる事が出来ず。
馬が懐いてしまったので、現在は鹵獲品扱いとなっております。』
「なるほど。
事情は把握致しました。
ですが、それは戦場の習いでありましょう。
法的にも問題はありません。
堂々とお乗りなさい。」
『…いえ。
あれほどの名馬、自分如きの乗騎にしてしまうのは
故人に対してあまりに礼を失すると思います。
無論、閣下から下賜されたこの馬も分不相応ですが。』
「探しておきましょう。
どのみち、貴方とは往還を交わさなければなりませんし。」
『ありがとうございます。』
俺の記憶漏れもあるかも知れないが、帝国での滞在はこんなものである。
その後、騎士達に守られて帰国した。
場所はカディロフ氏のキャラバンが到着した国境検問所である。
騎士達とは笑顔で抱擁し合い別離を惜しみ、ふと振り返ると見慣れた面々が憤怒の表情で俺を睨みつけていた。
…良くも悪くも帰ってきたのだな、と思った。
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国境を跨いで祖国の土を踏んだ瞬間。
ジミーに殴り倒された。
…そりゃあね。
オマエにはホーント迷惑ばかっかり掛けてるよね。
いつも、ゴメンね。
「ジミー君に感謝なさいよ。
どれだけ貴方が守られていることか。」
クレア… まだこんな僻地に居たのか。
「おう、ポールソン。
おかえりー♪」
ドラン翁。
テンションが微塵も変わらないのは、逆に異常だな。
「ポールさん。
アタシも一発殴らせて貰っていいッスか?」
レニー。
俺、ジミーに殴られたばかりだぞ?
畜生。
結局、馬乗りになって30発くらい殴りやがって。
…殺す気か!
「ゴメンなさい。
…私は反対したんだけど。
男の人には男の人の事情がある筈だから。」
「ポールさん、騙されちゃ駄目っスよ。
エミリーは一言だけ反対してアリバイを作ってからは
止める素振りすら見せませんでした。
コイツはこういう女です。
背中を預けるのにかなり勇気がいります。
裏切らない保証があるのなら最高の相棒なんスけどね。」
仲が良いようで何よりだ。
ドナルド・キーンからの手紙には
「揉み消し終わるまでソドムタウンには足を踏み入れるな」
と書いてある。
アイツは要件が簡潔でいいね。
その後、地区長やら掃除屋の親方やら旧パーティーメンバーと再会する。
相変わらず生活は大変そうだが、1人も死んでいなかったので安堵する。
「貴方は英雄だと思う。
でも、法律的には死刑になるんじゃないかな?」
前者は兎も角、後者は同感だ。
俺が政府当局者でも、ポール・ポールソンは念の為殺しておくと思う。
それだけ好き放題をやった。
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「楽しかったでゴザルか?」
『うん。
人生最高の日々だった。』
皆に我儘を言ってジミーと2人きりで過ごさせて貰う。
俺達はブラウン家の巨大レジャーテントの中で寝転んで再会の盃を交わしていた。
2人でライムを半分に切って行儀悪く齧る。
「本当は優しく迎えるつもりだったでゴザル。
なのに、ポール殿があまりに軽やかな足取りで帰って来たから。」
『そりゃあ、腹も立つよな。』
あ、コイツへの土産忘れてた。
まあいいや。
今度、柿プリンでも食わせてやろう。
「今、ソドムタウンは…
いや世界は大混乱しておりますぞ。」
『そうなんだ。
最近、報道見てなかったからさ。
何?
別の場所で紛争でも始まった?』
「逆です。
全世界で同時停戦が始まりました。」
『?
意味がわからない。』
「帝国王国間の交渉開始が両国のスポークスマンによって発表されました。
前線からも両軍の正規軍が後退を始めております。
拙者は、終戦もあり得ると考えております。」
『まあ、皇帝が噂ほど好戦的な人じゃないからな。
帝国のあの国風でハト派を貫ける強さは反則だよな。』
「賢王エドワードも必死に国内の主戦派を抑えておりますからな。
充分、終戦はあり得ます。
現にマーケットはそう信じ込んでおりますので。
軍需株、大暴落です。
(株)スミス&ゲイナーやアイアンハート軍事輸送会社、恐らく経営破綻しますぞ。
…要は、平和相場の始まりですな。」
『ふーん、良かったじゃない。』
「本当にそう思うでゴザルか?」
『まさかあ。
俺、来年40だぜ?
知ってるよ。
グッドニュースなんて絵巻物の中にしか存在しない。』
「続いていた戦争が終われば、次は政変が起こりますな。
政変に勝った方は、勝利を正当化する為に次の戦争を始める。」
『自由都市でも政変は起こると思う?』
「わー国は文明国家でゴザルから。
悪目立ちしてる何人かが粛清される程度で済むでゴザル。」
『あはははは!!
この首にそんな価値があるかねww』
「自覚があるなら自重して欲しいでゴザルな。
まあ、安心して下さい。
幸いわー国は政変直後な上に、ポール殿も勝ち組に入っております。
せいぜい群衆にリンチされるくらいで済ませて貰えることでしょう。」
『俺、さっきレニーに普通にボコボコにされたんだけど?』
「愛されてますなあ。」
『もっと穏当に愛されたいんだが?』
「穏当な人生を送っていれば、いずれ女性陣も落ち着くでしょう。
…それで?」
『ん?』
「誰を選ぶのですか?」
『いや、突然恋愛絵巻みたいな話をされても。』
「一緒に落ち着きたい相手くらい居るでしょうに。」
『俺、オマエが一番落ち着くんだけど。』
「拙者以外で!
…嬉しいでゴザルけどな!!!」
『いや、俺って心の準備がないと恋バナ出来ない人なんだよ!
知ってるだろ?』
「いい加減大人になって下されー。
まあ、それでも最近は悪くないでゴザルがな。
ポールウォッチャーの拙者が嬉しく思う事が、近年のヒロイン候補の増加です。
レニー殿にエミリー殿、店番屋のノーラ嬢もポール殿にお熱でゴザルな。
政治的にアレでゴザルがソーニャ殿も…
…御母堂の実家の話、ソーニャ殿は御存知なのですか?」
『言う訳ないじゃん。
ヴォルコフ家云々なんて
俺やレジエフ侯爵が生まれる前の話だぜ?
蒸し返すのは筋違いだろう。
母さんからも実家の話をする事は禁止されてるしな。
あ、展開次第ではソーニャは赦免されるかも。』
「え!?
そうなん!?」
『あ、いや。
新領主となられたセルゲイ・トハチェフスキー公爵とそういう話をしていたんだけど。』
「ちょっと待ったーー!!!!!!」
『ん?』
「アウト! アウト!
アウトーーー!!!!!」
『え?』
「え? じゃないでゴザルよーーー!!!!!
穀物代金の話でしょッ!!!!
そういう話だったでしょ!!!!
え?
何でいきなり公爵?
何で会談してるの?」
『ああ、忘れてた。
元は2万石の件だったか。』
「…3万石。
いや、それはいいとして!!
公爵と会談って何!?」
俺は一晩掛けて帝国領での出来事を話す。
ジミーがひたすら眉間を押さえていたので、頭痛薬を飲ませてやった。
「ポール・ポールソン被告。」
『あ、はい。』
「判決、死刑で。」
『ですよねー。』
夜通し話して疲れたので、2人でハムを平らげてから翌夕までぐっすり眠らせて貰った。
そうかー。
やっぱり死刑かー。
法学部出身者に言われると実感湧くよなー。




