再戦を、、~決着を、、~
「騎士」は分身を、、
だが、「騎士」の力の源は、、
そうして、この戦いの決着は、、
「ふぅ、、どうした?この程度か?「愛と嘆くもの」。」
「まさか、、その程度で私の分身がやられるわけないでしょ?」
「教皇」がそう言うと、分身が剣の隙間から水の形のまま出てくる、、
そうして、人の方に戻ると「騎士」に向かって剣を走らせる、、
「まぁ、、そうだよな、、」
「騎士」は後ろを振り向きならがらも体を回転させて剣を避けた、、
「、、やっぱり、、蒸発させなきゃか?」
「蒸発させても無駄よ。」
「あ?」
「だって、分身には「死なぬもの」を持たせているもの。分身は、水でできている。だから、打撃や斬撃、魔法系のものは形を崩せば避けられる。それでも、水は水、、炎系の魔法でやられれば蒸発してしまう、、だから「死なぬもの」を持たせた。「死なぬもの」は、使用者の精神が壊れない限り不死のままにする、、分身には、明確な精神は存在しない。「防衛者」よりも厄介な不死に、、あんたは勝てるの?」
「、、世の中には、、理不尽って言葉では言い表せないほどのことがたまに転がっている、、自分よりも優れた者が、、自分よりも若いものであったり、、自分が優れている者を他者が簡単にやってのけたり、、自分が、、人生をかけていたもので、、天性の際に恵まれた者によって簡単に追い越されたり、、色々とある、、」
「それが?」
「そして、今の理不尽は、、」
「騎士」が剣を鞘にしまう、、
すると、姿勢を深く沈める、、
「そんなことして!!死を受け入れたの!?」
「教皇」が嬉々として叫ぶ、、
それに呼応するように分身が深く沈んだ「騎士」に対して、剣を振り下ろした、、
だが、「教皇」が目にしたのは、倒れる「騎士」ではなく、その場に頭が転がる自身の分身であった、、
「は?」
「今の理不尽とは、、この僕だ。どれだけ「聖遺物」を持たせようと、、どれだけ不死であろうと、、そんなことは些細な事、、今の僕にとってそんなものはただの小石に過ぎない。」
「、、じゃあ、、その小石によって死にな!!」
頭のない分身が「騎士」に斬りかかる、、
だが、「騎士」は軽く腕を動かすと、分身は切り刻まれた、、
「、、まさか、、そんなに剣の腕が立つとは、、」
「何を言っている?」
「え?」
「僕に剣の腕を求めたのは”君ら”だろ?だから、僕にはこれほどに素晴らしい剣の腕が与えられた。」
「は?わ、、私たちが、、”求めた”?何を言って、、」
「お前らは、「名がある神」と「名もなき神」の違いが何かわかるか?」
「、、、、、」
「知らないだろうな。いいか?説明をしてやるよ、、ただし、、お前が死ぬ直前か、、僕が死ぬ直前かのどちらかでな!!」
「騎士」が足に力を込めると、「教皇」の場所まで飛んでいく、、
「、、っ!?ここまで飛んでくるか!!」
「教皇」が戦斧を持ち、「騎士」に対して振り下ろそうとする、、
「遅い!!」
「騎士」が剣を振るう、、
「教皇」の腕が切り飛ばされる、、
「、、っ!!腕が、、斬られた、、」
「そのまま失血死してくれればいいが、、」
「教皇」が切り刻まれた分身に手を伸ばす、、
すると、水が「教皇」にまとわりつく、、
「、、水が、、腕の形になっていくな、、なるほど、分身から「聖遺物」を戻しているのか。」
「ふぅ、、全く、、女性の腕を斬り飛ばすのは重罪よ?」
「そうか、、ならば、、次はその首を斬り飛ばしてやるよ。」
再び「騎士」が走り出す、、
「教皇」はその迎撃に弓を取り出す、、
「私の弓は、、百発百中よ!!」
「教皇」が弓を放つと、、
「騎士」を追尾するように弓矢が向かって行く、、
「この矢は斬れないな、、ならば、、」
「騎士」は致命になる中心と心臓、そして頭を避けながら矢を受けると、、
「教皇」を斬ろうと剣を抜く、、
「おっと!!そうはいかないわよ!!」
「教皇」は戦斧に持ち替え「騎士」と小競り合いに入る、、
「、、っ!!この僕と、、拮抗するか、、」
「もちろん!!でも、、「負け無き者」を使っても、拮抗が精一杯ってのは、、驚いたけどね、、」
「はっ!!信仰心とやらが、、足りないんじゃねぇのか!?」
「騎士」が「教皇」の戦斧を上にあげる、、
そうして、できた隙を「騎士」が剣で切りつける、、
しかし、「教皇」は「死なぬもの」の力により、無理やり「騎士」に向かって戦斧を振り下ろした、、
「、、っ!!ぐっ!!」
「まともに入ったね、、その傷は長くはもたないでしょ。」
「、、長くねぇ、、確かにな、、」
「騎士」の傷が治り始める、、
「は?ち、、治癒!?そんな力ないはずじゃあ、、」
「あぁ、持ってなかったが、、どうやら、誰かが願ったみてぇだな。」
「願うって、、さっきから、、本当に何を言って、、」
「はぁ、、ふぅ、、本当に最後にしようか、、「教皇」。」
「騎士」が再び剣を鞘に納める、、
「教皇」は、言葉と行動により、次の攻撃が最後の攻撃である事を理解する、、
「えぇ!!これで最後よ!!」
「教皇」はすべての「聖遺物」を頭上の上で回転させ始める、、
すると、「聖遺物」は宝石の形から液体の形となり、光の輪の中心に集まり始める、、
「、、これが最後の攻撃です、、全ての「聖遺物」を一つにする、、根源にして絶対の、、「神聖たる武器」、、「神聖王の剣」、、これをもって閉幕だ。」
「ふぅ、、、」
「騎士」は意識をさらに深く沈める、、
その領域は、世界と同化するにまで至る、、
「凄まじい集中力、、ここまで深く意識を沈められるとは、、全く、、どこまでも恐ろしい、、」
「教皇」が剣を握り、顔の横に置く、、
「騎士」は、いまだに意識を沈め、「教皇」からの攻撃に備えていた、、
「では、、行くぞ、、」
「教皇」が剣を「騎士」に突き刺そうと、刺突を繰り出す、、
「騎士」に当たる瞬間、、
「騎士」は即座に剣を抜き、「教皇」の腕を斬り飛ばした、、
即座に切り返し、「教皇」の胸を袈裟切りし、地面すれすれで剣を跳ね返し、逆袈裟切りし、「教皇」の胸にバツ印を作った、、
「、、っ!!ぐっ!!がっ!!」
「教皇」が倒れると同時、、
「騎士」は最後の止めに「教皇」の胴を横なぎに斬った、、
「こ、、ここまで、、圧倒されるとは、、」
「教皇」が地面に倒れる、、
その姿は、上半身と下半身が分かたれて姿であった、、
「はぁ、、はぁ、、まさか、、こんなに一瞬で倒されるとは、、」
「まぁ、、僕に居合術を使わせたことは大したことだと思うが、、実力差があり過ぎだな。」
「ねぇ、、教えてよ。私たちが、、あんたを生み出したって、、どういうことか、、」
「そうか、、そう言えば、、話すと言っていたな、、良いぞ。話してやる。」
「騎士」は剣を地面に突き立て、「教皇のそばに座り、「名がある神」と「名もなき神」の違いを離し始めた、、
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