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添い猫  作者: 神崎信


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つくやいなや

暑い夏がやって来る


子供の頃は 楽しかった夏


友達と プールに 向かって 自転車で

元気いっぱいに 走り出した


着くや否や すぐに水着に着替えて 駆け足で

プールに 飛び込んだ


エネルギーが 常に満タン 有り余る エナジー


日焼けなんか 気にはしない 


けれど 敏感肌だと 真っ赤っか に なり

後で 泣きを見る


友達は 紫外線を ぐんぐんと 吸収して

コーヒーゼリー並に 肌が黒くなっていく


監視員の目を盗み プロレスごっこ


何度 注意されても 隙を見て バックドロップ


甚だ迷惑 はなはだめいわく 子供だから許された


夕方まで はしゃぎ回り お腹も減った


売店で 飲み物や カップラーメンやらを 購入


友達が 例のごとく お金貸して と 言ってくる

お金を貸して 返って来た ためしがない


こどもぎんこう じゃないぞ と 思いつつ

貸してあげる 否 あげる


カップラーメンが いつもより 格別に

美味しく感じた


陽射しも弱まり 閉園を知らす アナウンス


たかだかプール と 言うなかれ


子供に とっては 名残惜しい


友達と 一緒に 楽しかったね と おしゃべり

しながら 家路に就く


友達とは もう随分と長い間 会っていない

もう 会うこともない そんな 気がする


思い出は消えない いつでも あの頃を思い出せる








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