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添い猫  作者: 神崎信


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音と振動

近くで 解体工事を やっているようだ


建物を 壊す 音 と 振動 が 響いてくる


職人達の 大きな声 も 聞こえてきた


新しいもの も 長い年月を経て 古くなる


賑やかだった 時間は終わり 閑散とする


どんなもの でも いづれは 壊される


人も 入れ替わり 街並みも 変わっていく


仕方ないと 思う でも 寂しい気持ちになる


取り立てて 親しい間柄では なかったが

挨拶を交わして居た人々が ぽつり また ぽつりと

減って行く


新しい人や もの で また 街は活気を取り戻す


私も いずれ は 消えていくの だろう


音 と 振動 が 心の奥を 小刻みに 震わせる





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