175/213
くすり
あんなに 明るかった空が 真っ暗になった
平凡な 毎日 退屈な 日常
なんにも考えてないようで いろいろと考えている
そんなに良い事は起こらないけれど
それなりに楽しいこともある
凄く悲しい ことも 人生には 必ず やって来る
時間と 言う名の薬と 優しさと 言う名の薬を
処方された
その薬は 直ぐには効かないし どんな人にも
効果が 出るとは 限らない
それでも 心の中で ゆっくり ゆっくり と
少しづつ 溶けてゆく
副作用は 涙が たくさん 流れてくる こと
だけど その涙が 治った時
空は 晴れて明るくなり 光が君を照らすよ




